イラストレーターの新バージョンで作成したファイルを旧バージョンで開く方法!

こんにちは。みるくです。

バージョンアップをしていない旧バージョンのイラストレーターを使っていると、データの受け渡しで困ったりしますよね。

クライアントさんに貰ったデータや、ダウンロードしたフリー素材をイラストレーターで開けなくてがっくり・・・。なんてことも。

こんな表示が出て焦ってしまったことありませんか?

「イラストレーションを開くことができません。このファイルは新バージョンのIllustratorで作成されているため、開くことができません。使用中のバージョンのIllustratorと互換性のあるファイル形式で保存してください。」

先方にバージョンを下げて送ってくださいーと言えば簡単なのですが…(結構言いにくいし、申し訳ない(泣)この方法で出来ない場合は頼みましょう!)

一番作業効率がいいのはバージョンアップすることだと思いますが、なにしろ高いし現バージョンとの相性がいいからそのまま長年使っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

クライアントさんとやり取りしている時間がないし、納期が間に合わない~なんて場合にはこんな方法がありますので手順方法を紹介します。

知っている方にはなんでもないことですが、結構役立ちますよ☆

新バージョンのeps形式ファイルを開く方法

※画面はwindowsです。

STEP1.イラストレーターを開き、[ファイル]⇒[新規]でまっさらな状態で新規ドキュメントを立ち上げて、epsファイルを[ファイル]⇒[配置]で配置する

 

STEP2.上のバーの[埋め込み]の表示をクリックする

※リンクから[画像を埋め込み]でもなりました。

 

すると・・・

無事開くことができました~!
何重にもクリッピングマスクがかかっていたり、グループ解除をしないといけないですが・・・
地道に解除していけば完成です。

 

案外簡単な操作でできますね。

 

ただ、この方法はフォントがアウトライン化してあり、新バージョンのみの機能を使っていなければの話です。
ちなみに画像はサンプルですが、実際開けなかったデータのバージョンが知りたくなったので、確認してみました。

参考→イラストレーターのバージョンを確認するには!?

Adobe Illustrator(R) 18.0.0 Adobe Illustrator CC 2014 と出ました。
CCかぁ・・・なるほど、開けないはずです >_<

こんな事態にならないよう、データの受け渡しする際には最低限バージョンの確認はしておきたいところですね。
以上、新バージョンで作成したデータを旧バージョンで開く方法の紹介でした!


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