現在の2LDK賃貸アパートに引っ越してくる前に住んでいたのがシャーメゾンの1LDK賃貸アパート。軽量鉄骨の賃貸アパートというだけあって防音性もそれなりに高く、積水ハウス施工なので設備も整っていて暮らしやすかったのですが、退去するときに思いのほか高い退去費用を請求されたのには驚きを超えて呆然としてしまいました。
シャーメゾン賃貸アパートの退去費用についてネットで調べてみると、わたしのように高い退去費用を請求されたという嘆きや怒りの声が出てくる出てくる!あまりにもそういう口コミ評判が多すぎるので、「わたしと同じような人がいっぱいいる!」とホッとしたのと同時に「これはなんだかおかしいぞ…」思ったのです。
そこで今回は、わたしがシャーメゾン賃貸アパート退去時に実際に支払った退去費用を大公開!エアコンなどハウスクリーリング代のほかに理不尽に支払ったものについて体験談をお伝えします。
シャーメゾン賃貸アパート退去立ち会い前日に…
たった1日で強行した、シャーメゾンの1LDK賃貸アパートから現在住んでいる2LDK賃貸アパートへの引っ越し。退去日と入居日が一緒というハードスケジュールな引っ越しで、前日まで普通に暮らしていたので冷蔵庫の電源も前日の夜にやっと切ることができたくらいです。
シャーメゾンの1LDK賃貸アパートに入居して丸一年、これまで一度も冷蔵庫を移動したことがなかったので、掃除をするために冷蔵庫を動かしてみてびっくり!なんと、ちょうど冷蔵庫の背面となっていた部分の壁紙クロスに黒ずみのような汚れが…!すぐに壁紙クロス用のスプレー洗剤を使って拭き取ってみましたが、完全にキレイな状態にはなりませんでした。
明日は退去立ち会いなのにどうしたものかと悩みましたが、自分の力ではどうしようもなかったので、半ばあきらめムードに。「やっぱりクロス張り替えになるのかな…」と思いながらシャーメゾン賃貸アパートの契約書を引っ張り出してよく読んでみると、どうやら冷蔵庫裏側の壁紙クロスの黒ずみは貸主負担とのこと。思わず「よしっ!」と声を出してしまいました。とは言え、実際にそれが認められるのかどうか確信がなかったので、その日は明日の退去立ち会いのことを考えてドキドキしながら眠りにつきました。
ドキドキのシャーメゾン賃貸アパート退去立ち会い当日
そして迎えたシャーメゾン賃貸アパートの退去立ち会い当日。荷物の運び出しが終わってギリギリの時間まで掃除をしていると、積和不動産から依頼されたというクリーニング業者の方が2人でやってきました。スーツ姿の年配の男性と、OL風の制服に作業服のような上着をはおった女性の2人です。2人ともチェックシートのようなものを挟んだクリップボードを片手に、あいさつもそこそこにして部屋のチェックを始めました。淡々とした様子で隅々まで目視したり手で触ったり…。その場にわたしがいることなど全く気にも留めず、黙々と作業を進めていきます。2人いるのでチェックする場所を分担して行うのかと思いきや、それぞれがひと通りすべての場所をチェックするようです。
そしていよいよ心配していた冷蔵庫の裏側の壁紙クロス。パッと見た瞬間に手に持っていた付箋を黒ずんでいる箇所に貼りました。そのほか、リビングの壁紙クロスにも付箋がいくつか貼られていき…。チェック作業を見ているこちらとしては、付箋の数だけ退去費用がかさむのだろうと思って気が気ではありませんでした。キッチンやリビングのほか、トイレやお風呂場などの水回りや寝室のチェックも終わり、2人で何やら話しながら計算機で計算をしている様子。そして、退去費用の概算が出たということでその場で説明を受けることになりました。
シャーメゾン賃貸アパートの退去費用、精算方法がなんだか怪しい!?
退去費用についての説明時、お風呂場のパッキンのカビについて聞かれましたが、入居したときからあったことを伝えるとその部分は負担なしに。口頭で否認するだけで負担なしになるなんて、なんだか適当だなーと思いながらもそこは良かったですけどね。心配だった冷蔵庫の裏側の壁紙クロスも当然指摘されましたが、「冷蔵庫の裏は貸主負担だと契約書に書いてありました」と伝えると、その部分も負担なしになりました。これもおかしな話で、契約書に書いてあることをこちらが説明しなければならないのか、と。もし契約書をしっかり読んでいなくて退去立ち会いに臨んだら、貸主負担の部分でも修繕費用を取られてしまうということですよね。冷蔵庫があったのかどうか、そちらから聞かないところが良心的ではないと感じました。
そして、付箋をペタペタ貼られて気が気ではなかったリビングの壁紙クロスですが、こちらはいくつか傷や剥がれがあるということで全面張り替えを要求されました。とくに物を置いていたり何かがぶつかっていたりするような場所でもなく、わたしとしては全く身に覚えがありません。というより、その部分は入居した当初から傷や剥がれが見られた場所で、その前面のフローリングにもいくつか傷や凹みがあったので、「前に住んでいた人、結構やらかしちゃってるね」と思っていたくらいでした。このことを説明したところ、わたしの熱心な訴えが届いたのか7割負担でいいという話に落ち着きました。全部負担でなくて良かったものの、それでも7割負担です。自分がつけた傷や剥がれでなくても7割負担ですよ。思いっきり損をした気分になりました。
シャーメゾン賃貸アパートの退去費用で損をしないためには?
前の住人の過失部分もこちらが負担しなければならないのは納得いかなかったので、こういう場合どうしたら良かったのか聞いてみたところ、入居時に写真を撮っておくなど証拠を残しておく必要があるということでした。こんなこと、今さら知っても後の祭りですよね。ですが、これ以上訴えても話は平行線をたどるだけだったので、7割負担にしてもらっただけありがたいと思うようにしたのです。
エアコンなどハウスクリーニング代は当然かかってくるのでそこは覚悟していたのですが、壁紙クロスの傷や汚れはなかなか厄介なものでした。もちろん、自分がつけてしまった傷や汚れに関しては原状回復しなければいけませんが、身に覚えのない前の住人の過失部分も修繕費用を支払わなければならなくなってしまったのは本当に不本意です。
シャーメゾン賃貸アパートの退去費用で損をしないためには、入居時に自分自身で部屋の状態をしっかりチェックし、写真撮影をしておくなどして証拠を残すことが大事だと身を持って知りました。
シャーメゾン賃貸アパートの退去費用が高いのは本当だった!
結論として、シャーメゾン賃貸アパートの退去費用が高いという話は本当でした。敷金はすべてエアコンなどハウスクリーニングや修繕費用として取られ、戻ってきたのは日割り分だけ。これまで、シャーメゾン以外の賃貸アパートにも何回か住んでいたことがありますが、敷金が全く戻ってこなかったことはありませんでした。そう考えると、やっぱりシャーメゾン賃貸アパートの退去費用は高いということが分かります。今後、わたしが引っ越すとしたら庭付きの平屋一戸建てを建てるときだと思っているので、賃貸アパートを借りるのは今の2LDK賃貸アパートが最後です。たとえそうならなくても、シャーメゾン賃貸アパートを借りることは二度とないでしょう。それほど疑惑だらけの退去時精算でした。
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