妊娠を希望している妊活女性にとって、生理周期が毎回安定しているかどうかは重要な関心事です。生理周期が毎回バラバラで不安定だと、「妊娠しにくいのでは?」と不安に思ってしまいますよね。
生理周期が安定していない状態を生理不順と言いますが、「生理不順の妊活女性は妊娠しにくい」ということもよく耳にするので、それが本当なら何とかして生理不順を治さなければなりません。
そこで今回は、「生理不順だと妊娠しにくい」と言われる理由や根拠を徹底解説!そのうえで、生理不順でも妊娠した人を徹底調査します。
生理不順の妊活女性は妊娠しにくいって本当?
妊活している女性が生理不順の場合、妊娠しにくいと言われることがありますがそれは本当なのでしょうか?生理周期が早まったり遅くなったり、毎回バラバラだと妊娠しにくくなってしまうのか、徹底調査してみました。
「生理不順だと妊娠しにくい」と言われる理由や根拠
生理周期が安定している妊活女性と比べて、「生理不順の妊活女性は妊娠しにくい」と言われることがあります。そのように言われる理由や根拠はどのようなところにあるのでしょうか?
生理不順だとタイミングが取りづらいから
生理不順の妊活女性が妊娠しにくいと言われる理由や根拠の一つとして、タイミングが取りづらいということが考えられます。生理不順だと排卵日の予測がしづらいため、排卵日付近で性交渉のタイミングが取れないのです。
一方、生理周期が安定している妊活女性の場合は、生理が始まってから排卵までの期間がほぼ一定なので、排卵日の予測がしやすく、排卵日付近で性交渉のタイミングが取りやすくなります。
排卵から生理が始まるまでの期間は高温期と呼ばれる期間で、通常の場合、14日(±2日)程度になります。高温期の長さはどんな女性でも基本的に同じなので、生理不順の場合は生理が始まってから次の排卵までの期間である低温期の長さが不安定だということです。
低温期の長さが短かったり長かったりして生理周期が毎回安定しないと、いつ排卵するのか予測を立てるのが難しくなり、タイミングを合わせて性交渉ができなくなります。生理不順だと妊娠しにくいと言われるのは、こうした理由が大きいと考えられるでしょう。
生理周期が長いと排卵のチャンスが少なくなるから
生理周期が短いときと長いときが入り乱れ、毎回バラバラになってしまうのが生理不順ですが、生理周期が長いと排卵のチャンスが少なくなるため、単純に考えて妊娠のチャンスが少なくなります。
生理周期の理想として知られている28日周期の場合、排卵日は28日分の1日ですが、生理不順で2ヶ月ぶりに生理が来るような場合は排卵日が60日分の1日になるということです。排卵の回数が少なくなれば妊娠の回数も少なくなるので、そういう意味でも生理不順は妊娠しにくいと言われています。
「生理不順だと逆に妊娠しやすい」という意見も
生理不順の人は妊娠しにくいと言われる一方で、逆に妊娠しやすいと考える人もいます。これは、生理不順だと排卵日の予測がしにくいため、確実に避妊しにくいという根拠からです。
生理不順の場合、排卵が早まったり遅くなったりするので、避妊をせずに妊娠する可能性があります。
とはいえ、妊活中の女性であれば避妊する必要はないので、このような予想外の妊娠もうれしい出来事と言えますね。
生理不順でも妊娠した人はいる?
生理不順でも、排卵日付近に性交渉のタイミングを取ることができれば妊娠する可能性はもちろんあります。最後は、生理不順でも妊娠した人の「妊活ボイス」をご紹介します。
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words=’生理不順なら排卵が遅れて受精、着床し妊娠していることはよくあることですよ。友人は2〜3ヶ月来ないのが当たり前で、排卵予定日も大幅にずれていました。さすがに半年来ないなーと思っていたらすでに妊娠4ヶ月終わりってことがありましたよ。’
name=”妊活ボイス”
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words=’かなりの生理不順です。だいたいの生理予定日(ルナルナによる推測)から吐き気が始まり、風邪ひいちゃったかな…と思いつつ放置の一週間後に、ついに動けないほど嘔吐を繰り返すようになり、気付けば2週間以上の微熱。もしやと思い検査するとすぐに陽性でしたよ。’
name=”妊活ボイス”
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words=’私はかなりの生理不順ですが、妊娠しました。ですが、生理不順だと妊娠しにくいと聞いた事もあります。生理不順って大変ですよね。私も妊娠したとはいえ、かなり時間がかかりました。’
name=”妊活ボイス”
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words=’うちの母も半年こないこともあるくらい生理不順で、子どもができにくいどころか子どもができない、と言われていましたが…。結果、3姉妹(しかも年子で)出産しています。病院に通っていた訳ではないので、確実に運だけです。私も不順で、周期は30~50日とバラバラでしたが、現在4人目妊娠中です。これもただの運です。’
name=”妊活ボイス”
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生理不順は排卵のタイミングが分かりづらかったり、生理周期が長いと排卵のチャンスが少なかったりするため、妊娠しにくいと言われています。ですが、少ないチャンスでもタイミングが合うなどいろいろな条件が重なれば妊娠することができるのです。
生理不順を改善して妊娠のチャンスを増やそう!
生理不順の場合、妊娠に必要な性交渉のタイミングがつかみにくかったり、ただでさえ貴重な排卵の回数がより少なくなってしまったりと、妊娠しにくい条件が重なってしまうことが考えられます。
ですが、基礎体温が低温相と高温相の二相にしっかり分かれていて、排卵がきちんとできてさえいれば、妊娠の可能性や確率は通常の場合と変わらないと考えていいでしょう。
妊娠の可能性や確率を上げるためには生理不順を改善することが大事です。生理不順にはいろいろな原因が考えられるので、基礎体温を計測したうえで病院に行ってみることをおすすめします。
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