ベビー服以外に水通しするもの!ぬいぐるみ/おくるみ/お下がり/布団/抱っこ紐は?

「世界一幸せな洗濯」とも呼ばれているベビー服の水通しですが、肌着やベビー服など赤ちゃんが着る衣類のほかに水通しを行ったほうがいい赤ちゃん用品にはどのようなものがあるのでしょうか?一般的に赤ちゃんの肌に直接触れるものは水通しが必要と言われていますが、なかには水通しができないものや水通しをしないほうがいいものもありますよね。そこで今回は、ベビー服以外に水通しをするものについて紹介します。水通しをすべきかどうか迷っているプレママはぜひ参考にしてみてください。

最低限水通しをしておくべきものは?

でははじめに、これだけは最低限水通しを行ったほうがいい赤ちゃん用品を紹介します。

肌着

赤ちゃんの肌に直接触れるものの代表として真っ先に思い浮かぶのは、なんと言ってもやっぱり肌着でしょう。肌着は体温調節が未熟な新生児の体を保温してくれるほか、汗かきな赤ちゃんの汗を吸い取ってくれるアイテムとして必要不可欠な衣類です。赤ちゃんに着せる前に必ず水通しをしておきましょう。肌着に付いている紐は水に濡れるとほどきにくくなるので、水通しを行う前にほどいておくといいですね。

ベビー服

ベビー服も肌着同様、赤ちゃんの首元や手足などが直接触れる衣類です。こちらも迷うことなく水通しを行うべきアイテムだと言えます。レースやリボンが付いたものは洗濯ネットに入れてから水通しを行うと安心です。

ガーゼ

授乳時に赤ちゃんの口元を拭いたり、沐浴時に赤ちゃんの顔や体を洗ったりするのに必要なガーゼも、水通しを行っておくべきアイテムとして代表的なものでしょう。水通しをすることでふんわりと柔らかい質感になるので、赤ちゃんのデリケートな肌にも優しい肌触りにすることができます。

おくるみ

赤ちゃんの体をくるんで安心させてあげたり、外出時に防寒対策として活用することができるおくるみも、出産準備として水通しをしておきたい赤ちゃん用品のひとつです。おくるみにもいろいろな素材があるので、洗濯表示を確認したうえで水通しを行うようにしてください。

ミトン

赤ちゃんが無意識に顔を引っ掻いてしまうのを防ぐことができるミトン。寒い時期には赤ちゃんの手を保温してあげることもできるアイテムです。こちらも直接赤ちゃんの肌に触れるうえ、指しゃぶりの要領で赤ちゃんが口に持っていく可能性もあるものなので、しっかりと水通しを行って糊やホルムアルデヒドを落としておきましょう。

(水通しで取り除くべき糊やホルムアルデヒドについては以下の記事も参考にしてみてください)

靴下

ミトン同様、赤ちゃんの足元を保温してくれる効果がある靴下も、肌に直接触れるアイテムなので水通しが必要です。靴下の内側に糸くずやほつれなどがあると赤ちゃんが不快に感じてしまうので、水通しを行う際は裏返しにしてから洗うことをおすすめします。

布おむつ&布おむつカバー

布おむつを使いたいと思っているプレママは、布おむつと布おむつカバーも忘れずに水通ししましょう。布おむつカバーに付いているマジックテープが他の生地を傷めてしまわないように、しっかりとマジックテープ同士を合わせてから水通しをしてください。洗濯ネットに入れるとより安心です。

赤ちゃん用品はすべて水通しが必要?

最低限水通しをしておくべきものについて紹介しましたが、そのほかの赤ちゃん用品もすべて水通しが必要なのでしょうか?赤ちゃんの肌に直接触れるものとはいえ、なかには水通しを行うことに躊躇してしまうアイテムもたくさんあります。以下、水通しをすべきかどうか迷ってしまう赤ちゃん用品についてみていきましょう。

ぬいぐるみ

赤ちゃんのためにファーストトイとして準備することも多いぬいぐるみ。赤ちゃんの初めてのお友だちとしてそばに置いてあげたいアイテムかもしれませんね。このぬいぐるみですが、水通しを行うべきかどうか迷ってしまうアイテムのひとつでもあります。水通しを行うことで安心することができればしたほうがいいでしょうし、水通しによって型崩れを起こしたり劣化を招いたりすることが心配ならそのままでもいいでしょう。

お下がり

上の子どもがいる場合は、お兄ちゃんお姉ちゃんが赤ちゃんの頃に使用していた衣類をお下がりとして使うこともありますよね。このような場合も、保管している間にホコリやホルムアルデヒドが付着している可能性があるため、水通しを行ったほうが安心です。

布団

一日の大半を眠って過ごす新生児にとって、布団はとても大切なアイテムと言えます。そのため、布団カバーやシーツ、枕カバーなど赤ちゃんの肌に直接触れるものは水通しをしておくべきです。たとえ洗える布団であっても布団本体まで洗う必要はありませんが、外側を覆っている布団カバーやシーツ、枕カバーは水通しをしておきましょう。敷きパッドや防水シーツを使う場合も同様です。

抱っこ紐

新生児から使用できる抱っこ紐も赤ちゃんの肌に直接触れる赤ちゃん用品ですが、水通しをしておくべきなのか、そもそも水通しをしてもいいものなのかどうか迷ってしまいますよね。水通しを行ったことで型崩れを起こしてしまったり、素材が劣化してしまったりしたら後悔することになってしまいます。ほとんどの抱っこ紐は洗える仕様になっていますが、お手入れの方法は抱っこ紐によって違ってくるので水通しを行う際は必ず取扱説明書を確認してからにしましょう。

新生児のセレモニードレスも水通し必要?

退院時やお宮参り、お披露目会などの際に赤ちゃんに着せてあげたいセレモニードレス。レースが付いたセレモニードレスは赤ちゃんをより一層可愛らしく見せてくれますよね。そんなセレモニードレスも赤ちゃんが身につける衣類なので、ベビー服と同じように水通しを行ったほうがいいのでしょうか?

セレモニードレスの素材にもよりますが、レースなど繊細な装飾が施されたものは水通しによって型崩れやほつれが起きてしまうことが考えられるため、基本的に水通しを行わないほうがいいでしょう。レースのほか、天然のシルクやウール素材のもの、繊維の毛足が長いものなども水通しをする必要はありません。いずれも洗濯表示をよく確認して判断するようにしてください。

神経質になりすぎず、できる範囲で水通しを!

出産準備として水通しを行う赤ちゃん用品には、明確な決まりはありません。ですが、肌着やベビー服、ガーゼやおくるみ、布団カバーやシーツなど、赤ちゃんの肌に直接触れるものは水通しをしておきましょう。赤ちゃんの肌に直接触れるものであっても素材によっては水通しができないアイテムもあるので、洗濯表示や取扱説明書などをよく確認して判断するようにしてくださいね。いずれにしてもあまり神経質になりすぎず、体調をみながらできる範囲で水通しの作業を進めていきましょう。


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