この記事では、映画化の話もあった話題の人気漫画『消えたママ友』のあらすじ&最終回のネタバレをWikipediaより詳しく紹介。
物語の結末はどうなるのか、気になるストーリーの行方を見ていきたいと思います。
ある裏技を使えば『消えたママ友』が10円で読めるようになります。
- 『消えたママ友』はどんな漫画?
- 漫画『消えたママ友』の主な登場人物
- 漫画『消えたママ友』の全話あらすじ※結末ネタバレなし
- 漫画『消えたママ友』(第1話/有紀ちゃんが消えた)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第2話/友だちだったのに)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第3話/私たちが知ってる有紀ちゃん)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第4話/わからない)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第5話/有紀ちゃんとの出会い)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第6話/いつかの有紀ちゃん)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第7話/有紀ちゃんが残した言葉)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第8話/疑惑)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第9話/生きてるの死んでるの)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第10話/ヨリちゃんに残した言葉)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第11話/友ちゃんがいうには)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第12話/春香の秘密)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第13話/ヨリコの理由)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第14話/友子の想い)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第15話/いなくなった人)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第16話/事件)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第17話/仲良し)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第18話/春香の孤独)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第19話/ヨリコのため息)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第20話/友子のいらだち)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第21話/ヒビ)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第22話/疑念)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第23話/バラバラ)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第24話/思い違い)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第25話/距離)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第26話/再会)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第27話/おイモの中)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第28話/メモ)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第29話/夜の公園)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第30話/有紀ちゃんの告白)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第31話/有紀ちゃんの場所)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第32話/秘密の有紀ちゃん)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第33話/有紀ちゃんの笑顔)のあらすじ
- 漫画『消えたママ友』(第34話/最終回/もとにはもどらない)のあらすじ※結末ネタバレあり
- 漫画『消えたママ友』の感想・レビュー※ネタバレ注意
- 漫画『消えたママ友』の作品情報まとめ
『消えたママ友』はどんな漫画?

4人のママ友グループのなかで、ある日突然姿を消した美人のママ友・有紀ちゃん。
かわいい息子・ツバサ君に優しそうな旦那さん、家事や育児をサポートしてくれるお姑さんがいて、バリバリ仕事をしていた有紀ちゃんに一体何があったのか…。
今まで仲良しだと思っていたのに有紀ちゃんから何も聞かされていなかったママ友たち3人は、これまでの関係についてそれぞれ振り返りながら、自分たちの心の闇に少しずつ気づかされていきます。

『消えたママ友』は、子どもをもつママなら「あるある~、分かる~!」と共感できるシーンがものすごくたくさん出てくるミステリーエッセイ漫画です。
電子書籍配信サービスebookjapanでは、第31話まで無料で『消えたママ友』を読むことができます。
優しい旦那さんとお姑さん、かわいいツバサ君に囲まれてキラキラ幸せそうだった有紀ちゃん。そんな有紀ちゃんがある日突然姿を消した。
保育園のママたちの間ではその話題で持ち切り。噂では有紀ちゃんは男を作って逃げたということらしい。有紀ちゃんとは仲良しだったはずなのに、何も知らなかった春香、ヨリコ、友子。
しかし、みんなそれぞれに思い当たることがあった・・・。平凡な日常を襲った時間を巡って、ママたちがじわじわと自分たちの闇に気づいていく。これは、あなたの日常にも起こるかもしれない物語。
(出典:Amazon.co.jp)
漫画『消えたママ友』の主な登場人物
- 有紀ちゃん(32歳)/安西 有紀
夫と夫の母と息子と暮らしています。
商社勤務。
ある日突然、姿を消しました。
- ツバサ君(4歳)/安西 翼
大人しく聞き分けがいい子。
おばあちゃんが大好きです。
- ノボルさん(33歳)/安西 昇
有紀ちゃんの夫。
一見、家族思いで温和そうに見えますが…。
- あーちゃん(58歳)/安西 綾子
ノボルさんの母親。
息子一家と同居しています。
- 春ちゃん(30歳)/大久保 春香
元気な息子の育児を頑張っています。
おおらかな性格。
食堂でパート勤務しています。
- コー君(4歳)/大久保 広太
春ちゃんの息子。
ひたすら活発、ゆえに怒られがちです。
- ヨリちゃん(35歳)/ 斉藤 ヨリコ
人当たりがよく、世話好きです。
はっきりした性格。
夫の実家の商売を手伝っています。
- リオちゃん(4歳)/斉藤 莉緒
二人姉妹の妹。
姉の影響を受けて勝気な性格に育ちます。
- 友ちゃん(26歳)/八尋 友子
自由奔放に見えて現実的です。
コンビニでアルバイトをしています。
- すうちゃん(4歳)/八尋 すみれ
大人しくマイペース。
リオちゃんと仲がいいですが、ときどきいじめられます。
漫画『消えたママ友』の全話あらすじ※結末ネタバレなし
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漫画『消えたママ友』(第1話/有紀ちゃんが消えた)のあらすじ
保育園のママ友のひとり・有紀ちゃんが、息子のツバサ君を置いていなくなりました。
春ちゃんとヨリちゃんと友ちゃんと有紀ちゃん4人で仲良しだったのに、3人は何も知りませんでした。
漫画『消えたママ友』(第2話/友だちだったのに)のあらすじ
保育園のママたちの間で、有紀ちゃんが男と逃げたという噂が広まります。
仲良しだった有紀ちゃんはそんな人じゃない…と、信じられない気持ちの3人。
漫画『消えたママ友』(第3話/私たちが知ってる有紀ちゃん)のあらすじ
ツバサ君のママの有紀ちゃんは、優しくて明るくて、バリバリ仕事をしていて、優しい旦那さんがいて、優しいお姑さんが子育てと家事を手伝ってくれていて…。
ツバサ君のお迎えに来たおばあちゃんは「恥ずかしくて外も歩けない」と話します。
漫画『消えたママ友』(第4話/わからない)のあらすじ
ツバサ君と遊ぶ約束がダメになって機嫌が悪いコー君。
春ちゃんは、帰宅した夫に有紀ちゃんの話をします。
すると「ツバサ君のママ、美人だったしな」と夫。
よその家庭に首をつっこまないほうがいいと諭されます。
漫画『消えたママ友』(第5話/有紀ちゃんとの出会い)のあらすじ
春ちゃんとヨリちゃんと友ちゃんは保育園に入る前から公園や児童館で顔見知りでした。
有紀ちゃんに出会ったのは保育園に入ってから初めての遠足。
そのときの有紀ちゃんを思い出して、春ちゃんはなかなか眠れません。
お酒を飲んでいる夫を見て、春ちゃんはある出来事を思い出します。
漫画『消えたママ友』(第6話/いつかの有紀ちゃん)のあらすじ
いつだったかママ友たちと飲みに行ったときのこと。
ヨリちゃんと友ちゃんがトイレに行っている間、有紀ちゃんが春ちゃんにぽつりと「死にたい…」と言ったことがありました。
有紀ちゃんはすぐに友達の話だと言い直しますが、その友達は「苦しくてたまらない」のだそう。
アドバイスを求められた春ちゃんは「死んじゃダメ、死ぬくらいなら逃げて」と言いました。
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漫画『消えたママ友』(第7話/有紀ちゃんが残した言葉)のあらすじ
ツバサ君を保育園に連れてきた、有紀ちゃんの夫・ノボルさん。
物腰が柔らかくて春ちゃんにもコー君にも優しい人です。
有紀ちゃんと手をつないで歩く人でした。
考え事をしていた春ちゃんに、パパがママのことをぶったと話すツバサ君。
有紀ちゃんはどこにいるのか、生きているのか、春ちゃんは不安になります。
漫画『消えたママ友』(第8話/疑惑)のあらすじ
パパがママのことをぶったという話をツバサ君に聞き返す春ちゃん。
ツバサ君は「うそ」と言って走り去ります。
そんななか、有紀ちゃんのアドレスを消したと話すヨリちゃん。
何の不満もなさそうな恵まれた環境にいるのに子どもを置いて出て行ったことが許せないと言います。
そして、ひょんなことから有紀ちゃんの携帯電話をノボルさんが持っていることを知った春ちゃん。
漫画『消えたママ友』(第9話/生きてるの死んでるの)のあらすじ
春ちゃんは、パパがママのことをぶったというツバサ君の話をヨリちゃんと友ちゃんに教えました。
そして、有紀ちゃんが「死にたい」と話していたことも。
それから、有紀ちゃんの既読がつかないのは、ノボルさんが有紀ちゃんの携帯電話を持っているからだと教えます。
そこに現れたツバサ君のおばあちゃんに有紀ちゃんのことを聞こうとしたヨリちゃんは、「あんな人の話はしたくない。まさかあんな女とは思わなかった」とにらまれてしまいます。
漫画『消えたママ友』(第10話/ヨリちゃんに残した言葉)のあらすじ
数か月前、ヨリちゃんは街で若い男と一緒にいる有紀ちゃんを見かけました。
そのとき有紀ちゃんから不倫とは絶対違うから誰にも言わないでと口止めされたヨリちゃん。
ヨリちゃんは、有紀ちゃんが男と逃げたという噂は本当で、あの男のことを知った旦那さんが怒って有紀ちゃんをぶったのが自然だと考えるようになります。
漫画『消えたママ友』(第11話/友ちゃんがいうには)のあらすじ
有紀ちゃんの携帯電話をどうしてノボルさんが持っていたのか考える3人のママ友。
私たちママ友に言わなかったということは、知られたくなかった、教えたくなかったということ。
有紀ちゃんはすべてを置いていったのだと友ちゃんは言います。
有紀ちゃんがいなくなってから、子どもたちのちょっとしたトラブルも増えてしまったように春ちゃんは感じていました。
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漫画『消えたママ友』(第12話/春香の秘密)のあらすじ
久しぶりにツバサ君と遊べることになったコー君。
ノボルさんからツバサ君を預かった春ちゃんは、ツバサ君の「パパがママのことをぶった」という話を2人のママ友に教えたことを後悔していました。
ノボルさんはコー君にも春ちゃんにも優しくて、春ちゃんは密かにノボルさんみたいな人が旦那さんだったら…とときめいていたのです。
漫画『消えたママ友』(第13話/ヨリコの理由)のあらすじ
大学を出たのに夫の実家の商売を手伝っているヨリちゃん。
これはこれで幸せだと知っていますが、子どもを育てて夫の親の世話をして家族のために生きて…このままで終わるの?とも感じていました。
その反面、キラキラしていて何でももっている有紀ちゃん。
ヨリちゃんは有紀ちゃんのことがうらやましくてたまりませんでした。
漫画『消えたママ友』(第14話/友子の想い)のあらすじ
若いときにすうちゃんを産んだ友ちゃんは、年上のママばかりのなかでママ友付き合いを頑張っていました。
どこか無理していることを有紀ちゃんには見透かされているようで…。
有紀ちゃんは何も言わなくても分かる人、通じる人。
でも有紀ちゃんが今、何を考えているのか分からない友ちゃん。
有紀ちゃんはきっとツバサ君のことを考えているのだと、思い込もうとしていました。
漫画『消えたママ友』(第15話/いなくなった人)のあらすじ
有紀ちゃんに連絡していた春ちゃんに、もう連絡をしないよう話すノボルさん。
有紀ちゃんが携帯電話を置いていった理由を知ろうとする春ちゃんに、ノボルさんは「解放されたかったのかな…」と答えます。
ノボルさんの表情から、春ちゃんはそれ以上何も聞けませんでした。
朝、何事もなかったかのようにツバサ君を連れて登園するおばあちゃん。
保育園では、目をキラキラさせ楽しそうに有紀ちゃんの悪口で盛り上がるほかのママたちの姿がありました。
その様子を見て春ちゃんは、人の不幸は蜜の味とはまさにこのことだと感じます。
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漫画『消えたママ友』(第16話/事件)のあらすじ
仲良しの4人のママ友たちの間に起こった“お靴事件”。
すうちゃんの靴がなくなった事件です。
犯人はあの子じゃないか、親同士が仲良しだとかえって言いづらいのではないか、と保育園のほかのママたちが噂しています。
あの頃から4人はギクシャクしていたのではないかと話すママたち。
好き勝手に噂されているのを聞いていた春ちゃんは、確かに自分たち4人は仲良しだったのか疑問に思うように。
当時、犯人はコー君だと言っていたリオちゃんですが、そのとき有紀ちゃんは「コー君はそんないじわるはしない」とかばってくれました。
小さい子どものいたずらだしあまり深く考えないほうがいいというヨリちゃんに、有紀ちゃんは「小さいうちからしっかり教えておいたほうがいい」と反論します。
結局誰がやったのか分からず、すうちゃんの靴も見つかりませんでした。
ですが、あのとき有紀ちゃんはリオちゃんがやったと思っていたのかもしれません。
漫画『消えたママ友』(第17話/仲良し)のあらすじ
リオちゃんがいじわるなことは春ちゃんも何となく感じていました。
ヨリちゃんがいないと子どもたちはちょっとしたトラブルで喧嘩になりがちですが、そのことをヨリちゃんには言えずにいた春ちゃん。
友ちゃんは口に出しませんでしたが、同じことを感じていたのを春ちゃんは知っていました。
でも、ヨリちゃんにリオちゃんがいじわるなことを言って何かが変わってしまったら…と考えると、春ちゃんも友ちゃんも何も言えなかったのです。
漫画『消えたママ友』(第18話/春香の孤独)のあらすじ
元気すぎて失敗してしまうコー君のことで謝ってばかりの春ちゃんはイライラしていました。
コー君はいじわるなんてしないということを分かってくれていたのは有紀ちゃんだけ。
春ちゃんは孤独を感じます。
有紀ちゃんが春ちゃんにとってどんな存在だったのか、いなくなってみて実感する春ちゃんでした。
漫画『消えたママ友』(第19話/ヨリコのため息)のあらすじ
リオちゃんとお姉ちゃんの喧嘩を仲裁しようとするヨリちゃん。
そんなヨリちゃんにリオちゃんのお姉ちゃんは「モンペかよ」と反抗します。
一人目育児の春ちゃんや友ちゃんのママから見たら、リオちゃんは意地悪く見えるのかもしれないとヨリちゃんは思っていました。
子どもは無邪気で残酷なものだから、もっと図太くならないと闘えないと思う一方、人の子育てに口出ししたらいけないと思うヨリちゃん。
仲良しのママ友でも距離感を間違えないようにしないと、ママ友の友情なんてほんの小さなことで壊れることを過去の経験から学んでいました。
今度はうまくやっていけてると思っていたのに…とヨリちゃんはため息をつきます。
漫画『消えたママ友』(第20話/友子のいらだち)のあらすじ
この間買ったキラキラのペンをなくしたと話すすうちゃん。
新しいペンがほしいと言うすうちゃんに友ちゃんは我慢するよう言います。
ですが、すうちゃんはキラキラのペンを持ってこないと遊んであげないとリオちゃんから言われたそう。
友ちゃんは悩んだ末、思い切ってヨリちゃんにそのことを伝えました。
リオちゃんがすうちゃんのことをいじめていることに気づいていたか、ヨリちゃんに尋ねる友ちゃん。
ヨリちゃんは気づいていなかった様子で、友ちゃんに謝ります。
漫画『消えたママ友』(第21話/ヒビ)のあらすじ
リオちゃんがすうちゃんをいじめていることをヨリちゃんに話したという友ちゃん。
すうちゃんにはいじわるしない子と遊びなさいと教えたとのこと。
一方、ヨリちゃんはすうちゃんがすぐ泣くからリオちゃんがいじめているみたいに見えてしまうと言います。
ヨリちゃんと友ちゃんの間で板ばさみになる春ちゃん。
そんななか、ツバサ君のおばあちゃんはツバサ君から「あーちゃん」と呼ばれていて、保育園でも明るく振る舞っています。
春ちゃんは、有紀ちゃんがいなくなってからなんだかしんどいと感じていました。
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漫画『消えたママ友』(第22話/疑念)のあらすじ
ヨリちゃんと友ちゃんの関係にヒビが入ってから、みんなで遊ばなくなったママ友たち。
そんなとき、春ちゃんはコー君から「”もんぺ”ってなあに?」と聞かれます。
リオちゃんがすうちゃんに言っていたそうです。
嫌な感じになっていることを改めて実感する春ちゃん。
有紀ちゃんがいなくなってから何かが変わっています。
保育園で行事の準備をするときも、これまで一緒だった3人はバラバラ。
そんなとき、コー君が泣いているという声が。
春ちゃんがコー君のほうを見てみると、コー君の前には怒った表情をした友ちゃんがいました。
漫画『消えたママ友』(第23話/バラバラ)のあらすじ
友ちゃんが怒っていたのは、コー君から「“モンスターペアレント”なの?」と聞かれたからです。
誰がそんなことを言ったのか聞く友ちゃんに、コー君はパパが教えてくれたと答えます。
友ちゃんは、春ちゃん夫婦でそういう話をしている、それを子どもに言っていると勘違いしてしまいました。
友ちゃんのことをモンペと言ったのは自分たちではなく、コー君はリオちゃんからその言葉を聞いただけで意味は知らなかった…そう言い訳したい春ちゃん。
ですが、さらにヨリちゃんと友ちゃんの関係が悪化しそうで言えません。
どうしてこんなことになってしまったのか…。
いつも優しかった友ちゃんに怒られて落ち込むコー君に、春ちゃんはママが悪かったと謝ります。
漫画『消えたママ友』(第24話/思い違い)のあらすじ
リオちゃんがすうちゃんに「モンペ」と言ったこと、それを聞いたコー君が友ちゃんに言って友ちゃんが怒ってしまったことをヨリちゃんに話す春ちゃん。
するとヨリちゃんは、「友ちゃんがモンペなんて一言も言っていない」と言います。
ヨリちゃんがリオちゃんに問いただすと、リオちゃんのお姉ちゃんが話していた言葉を真似していたことが分かりました。
その後も3人の関係はギクシャクしたまま。
リズム会の発表会でも3人はバラバラに行動します。
そんななか、ツバサ君に靴を踏んでいいか聞かれる春ちゃん。
その後、おばあちゃんに呼ばれたツバサ君はコー君からもらった折り紙のツルをおばあちゃんに見せますが、おばあちゃんは「こんなのダメ」と言ってごみ箱へ捨てました。
それを見て春ちゃんは茫然とします。
その後もツバサ君はママのことをバカだと言っていて…。
漫画『消えたママ友』(第25話/距離)のあらすじ
仲良しのママ友たちと遊べなくなってから、コー君と公園に行ってもつまらない春ちゃん。
しょんぼりしている春ちゃんを見て、夫は明日の休みにどこか遊びに行こうと誘います。
家具屋に出かけて夫と引っ越しについて話す春ちゃん。
しばらく話もせず遊んでもいないのに、引っ越したらママ友たちとすぐ遊べる距離か考えてしまいます。
そもそも春ちゃんはママ友がいなければいなくてもいいと思っていました。
ですが、お出かけ先で楽しそうなママ友たちのグループを見た春ちゃんは、いつの間にかママ友がいて当たり前になっていたことに気づきます。
移動販売車にドリンクを買いに向かった春ちゃん。
その移動販売車の中には、仕事をする有紀ちゃんがいました。
漫画『消えたママ友』(第26話/再会)のあらすじ
有紀ちゃんが生きてて良かったと、心からうれしく思い涙をぬぐう春ちゃん。
聞きたいことも言いたいこともいっぱいあります。
ですが、久しぶりに会った有紀ちゃんは春ちゃんを無視。
笑顔もなく、まるで知らない人のようでした。
一方、リオちゃんと遊びたいと言うすうちゃんに、またいじわるされるからダメと言う友ちゃん。
すうちゃんの靴がなくなったのも、犯人はリオちゃんじゃないかと思っていました。
キラキラのペンの件でも、ヨリちゃんが自分のことを「モンペ」と言ったと思っている友ちゃん。
春ちゃんにも陰口を言われていると勘違いしてイライラしていました。
友ちゃんがすうちゃんとお店屋さんごっこをして遊んでいると、保育園で作ってきたおイモの中に何かが入っているようです。
ツバサ君がくれたおイモを壊さないでと言うすうちゃん。
友ちゃんがそのおイモを開けてみると…。
漫画『消えたママ友』(第27話/おイモの中)のあらすじ
すうちゃんがツバサ君からもらったというおイモの中には、なくなっていたすうちゃんの靴が入っていました。
すうちゃんの靴がなくなったのはリオちゃんのせいだと思っていた友ちゃんは、疑ったことを反省します。
ツバサ君に会った友ちゃんが、おイモの中からすうちゃんの靴が出てきたことを話すと、一言「バレたか」と言うツバサ君。
ツバサ君のおばあちゃんは「なんでそんなヘンなもの入れたのかしら」と、すうちゃんの靴をヘンなもの扱いしました。
そこに来たヨリちゃんに友ちゃんは事情を説明して謝ります。
ヨリちゃんもリオちゃんがいじわるなことを認め、それでもすうちゃんが仲良くしてくれてうれしいと話しました。
一方、有紀ちゃんに会ったことをヨリちゃんと友ちゃんに教えたいけれど、有紀ちゃんから無視されたことで悩む春ちゃん。
もう有紀ちゃんには二度と会えないのかと落ち込んでいました。
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漫画『消えたママ友』(第28話/メモ)のあらすじ
有紀ちゃんに無視されたことで落ち込んでいた春ちゃんに、友ちゃんから公園へのお誘いの連絡が来ます。
ヨリちゃんとリオちゃんもいるらしく、2人のママ友が仲直りして、自分のことも許してくれたのかとうれしくなる春ちゃん。
有紀ちゃんのことを2人に報告するため、有紀ちゃんがいた店の袋を持って公園に向かいます。
公園に着くといつものヨリちゃんと友ちゃんがいました。
お互いにこれまでのことを謝る3人。
そして、春ちゃんは有紀ちゃんに会ったことを話します。
春ちゃんが、有紀ちゃんがいた店の袋を取り出したそのとき、袋が風に飛ばされて地面に落ちました。
その袋の中から「連絡する」と書かれたメモが。
有紀ちゃんから無視されたのではなかったことに涙する春ちゃん。
3人は有紀ちゃんからの連絡を待つことにしました。
あるとき、ツバサ君の家に遊びに行った3組の親子たち。
ツバサ君のおばあちゃんの言動に不快感を覚えながらも、ママ友付き合いをします。
有紀ちゃんと会ったことは話せませんでした。
あれから春ちゃんの携帯電話に有紀ちゃんから連絡が来ることはなく、「連絡する」のメモが嘘に思えてきた頃、有紀ちゃんから連絡がきたという知らせが…。
漫画『消えたママ友』(第29話/夜の公園)のあらすじ
「有紀ちゃんから連絡きた!」そう話すのはヨリちゃん。
今夜9時に公園で会う約束をしたと言います。
コー君とすうちゃんをヨリちゃんの家族に預けて、3人で有紀ちゃんに会いに行くことになりました。
公園に着くと、ブランコをこぐ有紀ちゃんの姿が。
有紀ちゃんは、春ちゃんに連絡しようと思ったものの携帯電話を置いてきたため連絡先が分からず、ヨリちゃんのお店の番号にかけたそうです。
有紀ちゃんから電話がきたことをうれしかったと話すヨリちゃんに、有紀ちゃんはヨリちゃんには嫌われていると思っていたと返します。
そして、心配していたと話す春ちゃんにも冷たい言葉を返す有紀ちゃん。
有紀ちゃんはそんなことを言う人じゃないという春ちゃんに、自分はみんなが思っているような人間じゃないと有紀ちゃんは話すのでした。
そして、有紀ちゃんはツバサ君と一緒に寝たことがないこと、お風呂にも一緒に入ったことがないことを打ち明けます。
漫画『消えたママ友』(第30話/有紀ちゃんの告白)のあらすじ
もともと子どもが好きじゃなかったという有紀ちゃん。
ですが、夫は子どもが好きで、夫の母も優しかったので何とかなると思い、出産したといいます。
出産したらツバサ君のことが愛おしくてたまらなくなった有紀ちゃん。
もっとツバサ君と一緒にいたいと思う有紀ちゃんでしたが、夫の母はそうさせてはくれませんでした。
有紀ちゃんからツバサ君を取り上げると、孫の世話は自分がすると言い出したのです。
有紀ちゃんは仕事を辞めて育児に専念すると言いましたが、受け入れてもらえません。
有紀ちゃんは産休が終わるとすぐに仕事に復帰しました。
有紀ちゃんが仕事から帰ると、ツバサ君のごはんやお風呂はすべて夫の母が終わらせていて、寝かしつけも夫の母が担当。
有紀ちゃんがママなのに、その役割は夫の母に奪われていました。
有紀ちゃんが出張に行く日も夫の母に抱かれて笑顔で見送るツバサ君。
出張先から電話をかけても夫の母はツバサ君に取り次いでくれませんでした。
ツバサ君にお土産を買っていった有紀ちゃんが久しぶりにツバサ君と一緒の時間を過ごしていても、寝る時間だと言ってツバサ君を連れていく夫の母。
有紀ちゃんは、ツバサ君ともっと一緒にいたいと夫に相談しますが、夫は母親の味方で、不満があるならそれはわがままだと言われます。
漫画『消えたママ友』(第31話/有紀ちゃんの場所)のあらすじ
自分もやろうと思えば仕事と家事の両立くらいできる、と皿洗いをする有紀ちゃん。
ですが、その後で夫の母にもう一度洗い直されます。
そして、有紀ちゃんがツバサ君に買ってあげたおもちゃもごみ箱に捨てられていました。
初めての遠足のときに有紀ちゃんが作ったお弁当は捨てられ、夫の母が作り直したお弁当を持っていくことに。
それでも有紀ちゃんは、ツバサ君と一緒に遠足に行けることがうれしかったと言います。
遠足で春ちゃんやヨリちゃんや友ちゃんとママ友になった有紀ちゃん。
みんなといるときはツバサ君のママでいられました。
ですが、家に帰ればその役割はすべて夫の母に取って代わられたのです。
ママの自分より夫の母になついているツバサ君を見て、必要とされていないと苦しくなった有紀ちゃん。
家には居場所がなく、義母が嫌いで仕方なかった、だから逃げたのだと有紀ちゃんは笑いながら話しました。
翌朝、ヨリちゃんはお姑さんからツバサ君のおばあちゃんのことを聞きます。
性格がきつくて意地悪な人だということは婦人会では有名な話とのこと。
そして、お姑さんは嫁のヨリちゃんに、爆発する前に言うように話すのでした。
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漫画『消えたママ友』(第32話/秘密の有紀ちゃん)のあらすじ
ママ友だった3人には一人暮らしをしていると言って別れた有紀ちゃんですが、家に帰ると男の人がいました。
それにはこんな理由があったのです。
何か月前だったか、有紀ちゃんは仕事帰りにツバサ君が好きなキャラクターのポスターをパチンコ店で見かけます。
家に帰ってもどうせツバサ君は寝ているのだから…と一度だけのつもりでパチンコをする有紀ちゃん。
パチンコ玉の感触がツバサ君と一緒に乗ったブランコの鎖の感触に思われて、つい涙ぐんでしまった有紀ちゃんに隣の男の人がティッシュをくれました。
パチンコで一瞬だけでも家の中のモヤモヤを忘れることができた有紀ちゃんは、負けても負けてもパチンコに通い続けるようになります。
そんなとき、「もう来ないほうがいい」と忠告してくれたのが、初めてパチンコをしたときにティッシュをくれた男の人でした。
その男の人と有紀ちゃんがやりとりをしているところをヨリちゃんが見ていたのです。
ギャンブルにハマってしまったことを知られたくなかった有紀ちゃん。
ヨリちゃんに見られたことをきっかけにパチンコ通いを辞めようと決心する有紀ちゃんでしたが、そんな有紀ちゃんのもとへ借金の請求書が山のように届きます。
とても返せない大金にどうしたらいいか分からず、飲み会の席で「死にたい…」とつぶやいた有紀ちゃん。
春ちゃんから「死ぬくらいなら逃げなさい」と言われたことに背中を押され、家を出ていく準備を始めます。
そして、ついに借金をしていることが夫や夫の母にばれてしまいました。
夫の母からは、借金の肩代わりをするからその代わり二度と帰ってこないように言われます。
ツバサ君を連れて家を出たかった有紀ちゃんはツバサ君に声をかけますが、夫の母にしがみついて有紀ちゃんのほうへ来ません。
「私が産んだ私の子なのに、どうして…私から取るの?」と言う有紀ちゃんを夫は平手打ちしました。
夫は何もかも母の味方だったのです。
夫に嫌われたことはどうでもよく、ツバサ君が夫の母にしがみついていたことが気がおかしくなるほど悲しかった有紀ちゃん。
家から飛び出した先で偶然会ったのが、パチンコで知り合ったあの男の人でした。
漫画『消えたママ友』(第33話/有紀ちゃんの笑顔)のあらすじ
保育園で作ったキラキラの箱をおばあちゃんにプレゼントするツバサ君。
おばあちゃんが箱を開けてみると、そこには死んだ虫がたくさん入っていました。
ただ、どの虫も頭がありません。
驚くおばあちゃんとパパの様子を見て、「そういうのすきでしょ?」と笑いながら話すツバサ君。
その頃、有紀ちゃんは今の状況を招いた原因を自分なりに考えていました。
ツバサ君と一緒にいられない寂しさと苦しさをギャンブルに置きかえて、誰にも相談できず、どこにも居場所がなくなってしまった有紀ちゃん。
ママ友たちとは違う道を行くことになってしまったけれど、有紀ちゃんには今ささやかな幸せがありました。
男と逃げたのではなく、逃げたらそこに男の人がいたのです。
自分になついてくれる小さい娘と一緒に。
有紀ちゃんはあの3人に今幸せだと言いたかったのでした。
漫画『消えたママ友』(第34話/最終回/もとにはもどらない)のあらすじ※結末ネタバレあり
有紀ちゃんがパチンコにいたことは友ちゃんも知っていました。
それを見て見ぬふりしていた友ちゃん。
一方、春ちゃんは引っ越しすることも考えていました。
引っ越ししたらもうみんなには会わないと考える春ちゃん。
みんなそれぞれの生活があり、それぞれの人生です。
仲良しのママ友だからと言って全部知っているわけではないし、全部話せるわけでもないことを今回のことで実感したのです。
春ちゃんは有紀ちゃんの幸せを願います。
そして、ヨリちゃんはというと、有紀ちゃんと再会したあの日の夜のことを思い出してモヤモヤしていました。
結局、有紀ちゃんと一緒にいるところを見た男の人が誰なのかも分からずじまいです。
お姑さんとうまくいっていなかったことも知りませんでした。
ヨリちゃんが考え事をしながら店番をしているところにいつもの配達員の男性がやってきます。
ヨリちゃんは逃げるほどの理由もなく幸せだと感じていますが、それでもふと思うのです。
ドラマのように「…逃げたい」と。
思わず声に出して言ってしまった後、「逃げちゃいます?」の声が。
ヨリちゃんにそう言ったのは配達員の男性でした。
しばらくして、ヨリちゃんが店番していた商店からは「ヨリコさーん、ヨリコさーん?」と呼ぶ声が響いていました。
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漫画『消えたママ友』の感想・レビュー※ネタバレ注意
『消えたママ友』というタイトルからして何やら物騒極まりないですが、この漫画本の表紙を見てください。
ママ友が一人、顔を黒く塗りつぶされているんですよ。

タイトルといい表紙の絵といい、不穏な空気が満ちあふれています。
期待していたとおり、面白い作品でした。
あらすじを長々と書いてきましたが、よくあるママ友同士のいざこざ話とはちょっと違うこの漫画。
大きな事件と言えば、ママ友の一人・有紀ちゃんが突然いなくなったということだけで、ごく日常の生活が繰り広げられています。
ですが、登場人物たちそれぞれの心の中ではさまざまな思惑が渦巻いていて、あーでもないこーでもないと迷走したり疑心暗鬼にかられたり…。
子どもをもつママだったら絶対こういうシーン経験したことあるだろうな!という場面が目白押し。
かなり共感できました。
有紀ちゃんは一体どこに行ったのか、そもそも生きているのか、生きているならどうしていなくなったのか、最後はちゃんと伏線回収もされて(まあまあ)すっきりするので、ミステリー好きの方にもおすすめの漫画です。
ママ友が消えたというミステリー要素もありつつ、ママ友の間で起こりがちなモヤモヤした感情や登場人物たちそれぞれが抱える悩みについても自分のことのように考えられる漫画でした。
漫画『消えたママ友』の作品情報まとめ
作品名 | 消えたママ友 |
作者 | 野原広子 |
連載 | 『レタスクラブ』(KADOKAWA) |
巻数・話数 | 1巻・34話 |
完結 | 完結 |
メディア化 | 映画化中止 |