ディズニーリゾートをはじめとする遊園地などで、食べ歩きできるおやつとして親しまれているチュロス。
そんなディズニーリゾート定番おやつのチュロスを家庭でも簡単に楽しめる方法があります。
それが、業務スーパーの冷凍チュロス、その名も『チューロス』です。
ところが「業務スーパーの冷凍チュロスはまずい」という口コミ評価もちらほら見られます。
売り切れで店頭に売ってないこともあることから販売中止が噂されるほど人気の商品にもかかわらず、「まずい」という口コミ評価があるのはどうしてなのでしょうか?
それはもしかしたら、作り方に失敗してしまっているからかもしれません。
今回は、業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』を徹底レビュー!
失敗しない作り方と美味しい食べ方のコツをお伝えします。
業務スーパーの冷凍チュロスとは
業務スーパーの冷凍チュロスは『チューロス』という名前で販売されており、自宅で簡単にスペインの味を楽しめる人気の冷凍スイーツです。
油で揚げるだけで外がカリッと、中がもっちりとした食感を楽しむことができ、手軽に本格的な味が再現できます。
業務スーパーの冷凍チュロス、内容量と価格はいくら?

業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』は、内容量500gで、価格は税込み160円。
原材料費高騰の影響からか以前よりも値上がりしたものの、非常にコストパフォーマンスの高い商品です。
その手軽さと値段の安さから口コミでも注目を集めています。
業務スーパーの冷凍チュロスはめちゃくちゃ安いと聞いてはいましたが、その金額にびっくりしました。
1本あたり一体何円なんだろうと思ってしまうほどです。
値上げしてもまだ安いですよね。
業務スーパーの冷凍チュロス、大きさや長さは何センチ?

業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』を袋から出してみました。
パッケージ写真からある程度想像はしていましたが、ディズニーリゾートで提供されているようなチュロスとは違ってかなり小ぶりなサイズ感です。
1本あたりの長さはやや短め。
チュロスひとつひとつの長さには多少バラつきがありますが、真っ直ぐなチュロスの長さを測ってみると約8㎝でした。
サイズ感的には扱いやすい大きさと言えるのではないでしょうか。
ディズニーランドのチュロスくらい長いと食べ切るのに時間がかかりますが、業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』はおやつとして軽く食べたい場合や、子どもにも食べやすいサイズとして喜ばれます。
業務スーパーの冷凍チュロス、個数は?何本入り?

業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』の個数を数えてみたら、全部で35本入りでした。
一度に必要な分だけ調理できる手軽さも魅力です。
以前購入したときは、緩やかなカーブを描いたようなチュロスや、カーブが大きくて思いっきり「く」の字になっているものが多かったのですが、今回はパッケージ写真のように真っ直ぐな形のチュロスが多かったです。
業務スーパーの冷凍チュロス、成分や原材料は?
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』は、小麦粉を主成分としたシンプルな原材料で作られています。
以下、『チューロス』の商品説明です。
商品名 | チューロス |
内容量 | 500g |
価格 | 160円(税込) |
製造国名 | 日本 |
保存方法 | ー10℃以下で保存 |
栄養成分: 100gあたり | ●エネルギー:169kcal ●たんぱく質:3.8g ●脂質:1.7g ●炭水化物:34.9g ●食塩相当量:0.4g |
アレルギー | ●乳成分 ●小麦 |
原材料 | 原材料名 : 小麦粉(国内製造)、砂糖、デキストリン、乳等を主要原料とする食品、ショートニング、食塩/甘味料(ソルビトール)、膨張剤、(一部に乳成分・小麦を含む) |
その他 | 同じ製造工程で、卵、大豆、アーモンドを含む食品を扱っています。 |
業務スーパーの冷凍チュロス、1本あたりのカロリーは?

業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』の100gあたりのカロリーは169kcalと比較的ヘルシーで、軽いおやつとしても人気です。
とは言え、チュロスは揚げるタイプの揚げ菓子なので、ダイエット中の方は摂取カロリーが気になりますよね。
『チューロス』の1本あたりのカロリーはいくらくらいなのでしょうか?
計算してみました。
まずは、100gあたりの栄養成分表示がこちら。
栄養成分: 100gあたり | ●エネルギー:169kcal ●たんぱく質:3.8g ●脂質:1.7g ●炭水化物:34.9g ●食塩相当量:0.4g |
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』は内容量が500gなので、1袋分の総カロリーは、169kcal×5=845kcal。
1袋には約35本入っていることから、1本あたりのカロリーは、845kcal÷35=約24kcalです。
『チューロス』を6~7本食べた場合、6枚切り食パン1枚と同じくらいのカロリーを摂取した計算になります。
おやつとしてはわりとしっかりめの食べ応えになるのではないでしょうか。
業務スーパーの冷凍チュロス、ディズニーリゾートのチュロスとの違いは?

ディズニーリゾートなどテーマパークで提供されるチュロスと比較しても、業務スーパーの冷凍チュロスは十分満足できるクオリティです。
しかし、テーマパークのチュロスはたっぷりの油を使い、適切な油の温度・揚げ時間で調理されるため、より一層美味しく感じられるのでしょう。
一方、業務スーパーの冷凍チュロスは、自宅で自分好みに調理やアレンジができる点が大きなメリットです。
テーマパーク風に仕上げたい場合は、シナモンシュガーを多めにかけたり、チョコディップを準備するなどのアレンジを加えるといいでしょう。
業務スーパーの冷凍チュロスはまずい?

外側はカリカリとした食感、内側はもちもちとしており、ジューシーな揚げ菓子ならではの風味が楽しめるチュロス。
そんなチュロスが自宅で簡単に調理できるとして人気の商品『チューロス』ですが、「業務スーパーの冷凍チュロスはまずい」という口コミ評価がブログやSNSで見られることも。
『チューロス』は、店舗によっては品切れで売ってないこともあるほど人気の商品なのに、「まずい」という口コミ評価は本当なのでしょうか?
業務スーパーの冷凍チュロス、口コミ評価は?
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』の良い口コミ評価としては、「自宅で簡単に本格的なチュロスが食べられる」「揚げたてのカリッとした食感が最高」などが挙げられます。
一方、悪い口コミ評価として「調理が少し難しい」「油っぽくなりやすい」などの声もあるようです。
「業務スーパーの冷凍チュロスはまずい」という口コミ評価は、調理に失敗してしまった結果から生じた感想なのではないでしょうか。
『チューロス』がうまくできない…という方も、正しい作り方をマスターすることで美味しいチュロスが作れるかもしれません。
業務スーパーの冷凍チュロスがまずいと言われる理由

業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』の悪い口コミ評価をひとつひとつ検証していくと、人気商品であるにもかかわらずなぜ「まずい」と言われることがあるのかが分かってきました。
油の温度が適切でない→油っぽい食感になる
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』は、揚げるときの油の扱い方によって油っぽい食感になりやすいようです。
この原因のひとつは、冷凍チュロスを揚げるときに油の温度が適切でないことが挙げられます。
『チューロス』は170~180度の適切な温度で揚げないと、余分な油を吸収してしまうことがあります。
また、揚げた後にしっかりと油切りをしないと、表面に油が残ったままになり、くどくてまずい味わいになることがあるので注意が必要です。
揚げ時間の調整が難しい→焦げる・生焼けになる
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』の調理でよくある失敗は、焦げる・生焼けになるなど、揚げ方がうまくできないというものです。
『チューロス』の適切な揚げ時間は3~4分程度ですが、この時間を超えてしまうと焦げやすくなり、風味が損なわれることがあります。
また、短時間で揚げてしまうと内部が生焼けになったり冷たいままになったりすることも。
まずい仕上がりにならないためには、適切な火加減とタイミングを見極める必要があります。
冷凍食品を揚げるコツが分からない→崩れる・溶ける・くっつく・ボロボロ・バラバラになる
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』は、揚げるという調理方法が基本の冷凍食品です。
冷凍食品と言うと電子レンジでレンチンするのが一般的な調理法ですが、『チューロス』は油で揚げる必要があります。
そのため、冷凍食品を揚げるコツが分からないと、失敗してしまう可能性が高くなってしまうのです。
揚げるタイプの冷凍食品は、作り方に失敗すると、崩れる・溶ける・くっつく・ボロボロ・バラバラになってしまうことも。
味や食感だけでなく見た目にもまずい状態になってしまうので、美味しい作り方のコツを知る必要があります。
冷凍食品特有の風味の問題→冷凍庫の臭い・酸化した味がする
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』は、冷凍食品である以上、どうしても冷凍食品特有の風味が感じられる場合があります。
冷凍庫で冷凍保存中に冷蔵庫の臭いが移ったり、『チューロス』や揚げ油が酸化していると、独特の味わいになり「まずい」という感想が生まれてしまうことも。
これを防ぐためには、冷凍庫内を脱臭したり、『チューロス』をしっかり密閉したり、新鮮な揚げ油を使用することが重要です。
スペイン特有のもちもちした食感→硬い・食べにくい
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』は、スペイン発祥のチュロスならではの弾力のあるもちもちとした食感が特徴の商品です。
一部の方にとっては「硬い」「食べにくい」と感じられる場合があります。
特に、揚げ菓子として人気の高いドーナツの柔らかい食感に慣れている方にとっては、『チューロス』のしっかりとした噛みごたえが「まずい」と感じられてしまうようです。
しかし、こうした食感はスペイン伝統のチュロスの特徴でもあるため、本場のチュロスはこういうものだと理解するほかないでしょう。
調理方法や手順を間違えている→くっつく・生焼け・油っぽい食感になる
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』は、揚げるだけで簡単に調理できる冷凍スイーツですが、調理手順を誤ると美味しさを損なう原因となります。
例えば、揚げ油を低温から加熱する、解凍してから揚げるといった作り方では、外がべたつきチュロス同士がくっついたり、内部まで十分に火が通らず生焼けになったり、油を吸収しすぎて油っぽい食感になったりすることも。
また、一度に大量の冷凍チュロスを油に入れると油の温度が下がり、油の中でチュロスがくっついて調理しにくくなったり、表面がべたつく仕上がりになることもあります。
調理時には少量ずつ揚げるようにし、説明書通りの手順を守ることが大切です。
業務スーパーの冷凍チュロス、美味しい食べ方のコツ

「まずい」という口コミもある業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』を美味しく食べるには、作り方のコツをつかんで失敗しないようにしなければなりません。
ここからは、美味しいチュロスを作るためのコツをお伝えします。
美味しいチュロスを作る揚げ方のコツ
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』は、正しい揚げ方をすることでその美味しさを引き出せます。
パッケージに記載されているとおり、170〜180度の油を使用するのが基本です。
油の温度は高すぎても低すぎても仕上がりに影響するため、できれば温度計を用いて正確に測ることをおすすめします。
『チューロス』を揚げるときは、必ず冷凍のまま油に入れ、油の温度低下を防ぐことがコツです。
凍ったままの状態で揚げると、外側がカリッと中はもちもちとした食感が楽しめます。
解凍されて水分が出てしまうと油がはねる場合があるので注意してください。
美味しいチュロスを作る油切りのコツ

揚げ終わった後の油切りも業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』の美味しさを左右する重要なポイントです。
揚げたてのチュロスは油が表面に残りやすいため、キッチンペーパーや網を使って余分な油をしっかり取り除きましょう。
揚げ終わった冷凍チュロスは、横に寝かせるのではなく、立てて置くとより効率的に油を落とすことができます。
これはサクサク感を損なわないためのちょっとしたコツです。
美味しいチュロスを揚げる本数やタイミングを調整するコツ
一度に揚げる冷凍チュロスの本数を調整することも、美味しく仕上げるためのポイントです。
油の温度が下がりすぎないためには、一度に揚げる本数を3~5本程度に抑えるのがおすすめです。
揚げるときに温度のムラを作らないように気をつけましょう。
また、複数回に分けて揚げる場合は、タイミングをあけすぎないことで次の揚げるときに油の温度が安定しやすくなります。
冷凍チュロスを揚げる時間は約3本で3分半〜4分程度が目安です。
チュロスを美味しく食べるコツ

業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』は、揚げた後、温かい状態で食べるのが最も美味しく感じられます。
そのままでもしっかり味がついていますが、あんまり甘くないと感じる場合はトッピングがおすすめです。
一番簡単な味付けは砂糖やシナモンシュガーを振りかけること。
また、溶かしたチョコレートやキャラメル、ホイップクリームを添えると特別感がアップします。
チュロスの美味しく保存するコツ
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』の保存方法については、冷凍庫で保存し、調理時に必要な分だけ取り出して使うのが基本です。
『チューロス』は個別に分けられていないので、一度袋を開封した後は密閉できる袋や容器に移し替えると、冷凍庫の臭い移りや冷凍焼けを防ぎながら品質を保つことができます。
たくさん揚げ過ぎたときは揚げてから冷凍保存し、食べるときに自然解凍するのがおすすめです。
『チューロス』は揚げたての温かいうちに食べるのが一番美味しい食べ方ですが、冷めても美味しいので多く作り過ぎたときは試してみてください。
揚げない作り方①オーブンレンジやエアフライヤー

油で揚げるのが面倒だったり、カロリーを控えたい場合には、オーブンレンジやエアフライヤーを使うことも可能です。
エアフライヤーの場合は、予熱を200度に設定して約4~5分加熱することで、ヘルシーかつサクッとした仕上がりになります。
オーブンレンジの場合はトレーにクッキングシートを敷き、その上にチュロスを並べて200度で約10分焼くといいでしょう。
ただし、揚げたものに比べるとふにゃふにゃになりやすかったり、カリカリ感が控えめになりがちです。
揚げない作り方②電子レンジ+オーブントースターや魚焼きグリル

もうひとつの揚げない作り方は、電子レンジとオーブントースターを使う方法です。
知恵袋に作り方が紹介されていたので、当ブログにも共有したいと思います。
まず、『チューロス』をレンジで温めます。
冷凍チュロスが解凍され、内部が温まりますがふにゃふにゃな状態です。
その後、オーブントースターや魚焼きグリルにアルミホイルを敷いて焼きます。
表面が焦げる場合があるので、様子を確認しながら回転させるのがおすすめです。
業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』を揚げてみた

①180度のたっぷりの油で、凍ったままの『チューロス』を3本あたり3〜4分揚げます。
※油に入れるときは『チューロス』同士がくっつかないように1本1本離して入れます。
※冷凍チュロスが浮き上がってくる前に触れてしまうと、形が崩れやすくなるので注意しましょう。
②水分が抜けて泡が少なくなり、きつね色になったら揚げ終わりです。
揚げ終わったら油を切り、3〜5分粗熱を取ります。
※粗熱を取ることで余分な油が抜けて、よりカリッとした食感を楽しむことができます。

業務スーパーの冷凍チュロス『チューロス』には、プレーンのほかにいちごチューロスとチョコチューロスの全3種類がありますが、シンプルなプレーンは『チューロス』本来のほんのりとした甘さが味わえます。
そのままで十分スイーツとして楽しむことができますよ。