目頭側を切開し、蒙古飛騨を取ることで目の横幅を広げる美容整形として、数多く行われているのが“目頭切開”。
目頭切開は、芸能人やモデルさんのほとんどが施術しているのではないかと言っていいほど、目の整形としてメジャーな整形ですよね。
その目尻バージョンとも言える施術が、今回お話しする“目尻切開”です。
目尻切開は、目尻側を切開し、目尻側の白目の面積を多くすることで目の横幅を広げる美容整形ですが、施術前と施術後の変化が分かりやすい目頭切開と比べると、その効果が疑問視されることも。
「目尻切開したものの、大きな変化がなく、いまいち効果が分からない・・・」
実際、そんなふうに思う人も多いようです。
それは、もしかしたら、目尻切開の適応がないのにもかかわらず、施術をしてしまったからかもしれません。
今回は、
- 目尻切開の効果が出やすい人と出にくい人の違い
- 目尻切開の適応があるかないかの見極め方
についてまとめてみますね!
目尻切開の効果が出やすい人と出にくい人の違い
目尻切開は、隠れている目尻側の白目を露出させることで、切れ長の大きな目を形成する施術になります。
出典:もとび美容外科クリニック
ここで、目尻切開の効果が出やすい人と出にくい人の違いとなる重要なポイントがひとつあります!
それは、“隠れている目尻側の白目”というキーワード。
目尻側に隠れている白目の部分が多い人の場合は、目尻切開をすることで効果を実感しやすいですが、そもそも目尻側に隠れている白目の部分が少ない人の場合は、目尻切開をしたところで露出できる白目がほとんどないわけなので、効果を実感しにくいということになるんですね。
つまり、
- 隠れている目尻側の白目の部分が多い人→目尻切開の効果が出やすい→適応がある
- 隠れている目尻側の白目の部分が少ない人→目尻切開の効果が出にくい→適応がない
というわけです。
では、目尻切開の適応があるかないかの見極め方について見ていきましょう!
目尻切開の適応があるかないかの見極め方
目尻切開の施術を考える前に、まずは目尻切開の適応があるかないか、自分の目を観察してみましょう。
適応の見極め方は、とっても簡単。
目尻に指を置き、このように真横に引っ張ってみます。
出典:もとび美容外科クリニック
出典:ヴェリテクリニック
目尻に隠れている白目はどれくらいありますか?
ちなみに、隠れている白目というのは、通常の状態の目尻のキワからピンク色の粘膜のキワまでの範囲です。
一般的に言われているのは、隠れている白目が最低でも1.5mm以上ないと、目尻切開の効果が望めないということ。
逆に言えば、1.5mm以上、目尻に隠れている白目があれば適応があるということですね。
ですがここで、注意しておかなければならないことがあります。
それは、目尻切開には後戻りの可能性が少なからずあるということです。
せっかく切開して目尻を延長しても、自然治癒力というものが働くので、切開部分が癒着してくっついてしまったり、元の状態に戻ろうとしてしまうんですね。
もちろん、美容整形クリニックのほとんどが後戻り対策を講じていますが、こればっかりは個人差もあるので何とも言えないところ・・・
後戻りの可能性も考えると、隠れている白目は一般的に言われている1.5mm以上の倍はあってほしいところだと個人的に思います。
以上、
- 目尻切開の効果が出やすい人と出にくい人の違い
- 目尻切開の適応があるかないかの見極め方
についてのまとめでした!
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