最近、巷で話題になっている発酵食品のひとつが“乳酸キャベツ”。
発酵食品が美容と健康に良いことは誰もが知るところだと思いますが、いつでもどこでも気軽に手に入るキャベツで簡単に作ることができる乳酸キャベツにはまだ馴染みのない人も多いのでは?
そこで今回は、乳酸キャベツの効果と基本の作り方についてお伝えしたいと思います。
出典:http://oyasaichan.com/nyusankyabetsu-573
目次
乳酸キャベツとはどんなもの?
まず、乳酸キャベツとは一体どういうものなのか、簡単にお話することから始めますね。
乳酸キャベツは、ドイツの“ザワークラウト”と呼ばれるキャベツの漬物を誰でも簡単に作れてなおかつ食べやすく改良したものを指します。
“すっぱいキャベツ”を意味するザワークラウトは、食物繊維やビタミン類を多く含むキャベツを発酵させることで、乳酸菌が増加した保存食。
一般的なマリネのように酢に漬け込んだものではなく、発酵だけで爽やかな酸味を生じたものになります。
乳酸キャベツにはどんな効果がある?
最近キレイな人が取り入れているという乳酸キャベツですが、キャベツを発酵させた乳酸キャベツには一体どんな効果があるのか、ひとつひとつ見ていきますね。
乳酸菌の力で腸内環境の正常化に効果あり!
乳酸キャベツには、腸内細菌のバランスを整える乳酸菌が億から十億の単位で生息しています。
乳酸キャベツに含まれる植物性乳酸菌は動物性乳酸菌よりも胃酸に強いので、生きて腸まで届く率が10倍にもなると言われているほど。
動物性乳酸菌を含むヨーグルトよりも乳酸キャベツのほうが腸内環境を正常化してくれる効果が高いということですね。
胃腸の不調や肝機能障害の改善に効果あり!
キャベツに豊富に含まれるキャベジン(ビタミンU)は、市販薬「キャベジン」などの胃腸薬に配合されていることでも知られていますよね。
キャベジンは胃酸の分泌抑制や胃腸の粘膜の修復を促す効果があり、さらに肝機能障害の改善にも優れた効果が期待できる成分。
乳酸キャベツを食べることで暴飲暴食になりがちな冬のイベントも安心して臨めるかも?
ビタミンC摂取で美白効果あり!
美白効果が期待できる栄養素と言えばやっぱりビタミンC。
キャベツの葉2~3枚には1日分のビタミンCが含まれています。
ビタミンCは熱に弱いので、非加熱の乳酸キャベツはビタミンCを効率よく摂取するのにおすすめ。
さまざまながん予防に効果あり!
キャベツはがん予防に効果がある食品を調査したデザイナーフーズピラミッドの中で2番目の野菜。
キャベツにはイソチオシネナートというがん抑制成分が含まれています。
さらにキャベツを発酵させることで乳酸菌が腸を整え、免疫力アップにも効果が。
エネルギー代謝アップでダイエット効果あり!
乳酸キャベツには水溶性食物繊維とビタミンB群が豊富に含まれているため、エネルギー代謝がアップしダイエット効果も。
便通が良くなってお腹がへこみ、デトックス効果も高いので、置き換えダイエットにも利用できます。
乳酸キャベツの基本の作り方は?
では、さまざまな効果が期待できる乳酸キャベツの作り方をご紹介します。
乳酸キャベツの材料- キャベツ1玉(新鮮なもの)
- 粗塩小さじ4
- きび砂糖小さじ1/2
- ※お好みで赤とうがらし、ローリエ、粒黒こしょうなど
出典:http://oyasaichan.com/nyusankyabetsu-573
新鮮なキャベツ1個(約1kg)を千切りにし、半量を密封袋(大)に入れます。
粗塩小さじ2を振り入れて味を馴染ませます。
出典:http://oyasaichan.com/nyusankyabetsu-573
残りのキャベツと粗塩小さじ2、きび砂糖小さじ1/2を加え、密封袋の上からよくもみ込みます。
※お好みで赤とうがらし、ローリエ、粒黒こしょうなどを適量加えてもOK。
出典:http://www.lettuceclub.net/recipe/dish/23181/
調味料をよくもみ込んだら、余分な空気を抜いて密封袋の口をぴったり閉じます。
500mlペットボトル3本で重しをし、常温で3~6日置きます。
シュワシュワ泡が出てきたら発酵している証拠。
味を見て酸味があれば乳酸キャベツの完成です。
密閉容器に移して冷蔵庫で保管します。
出典:http://www.lettuceclub.net/recipe/dish/23181/
腸内環境が整って肌がキレイに、そしてデトックス効果でダイエットできるという乳酸キャベツ、ぜひ毎日の食生活に取り入れて冬やせを叶えてみませんか?
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