マダムジュジュのクリームは、これひとつでスキンケアが完了してしまうという一品。
洗顔後の化粧水や乳液などが必要ないという超シンプルなスキンケアが特徴で、1950年に発売されて以来、変わらず売れ続けてきたロングセラー商品です。
お風呂上がりの水分を含んだ肌に厚めに塗ってパックする“これだけ塗り”は、保湿効果が高くしっとりツルツルの肌に導いてくれる使い方だとして話題になっていますよね。
マダムジュジュはドラッグストアなどで気軽に購入できる上に定価700円というリーズナブルな値段なので、「試しに使ってみよう!」という人も多いのでは?
ですが、店頭に並べられているマダムジュジュは、
の3種類。
一体何がどう違うのか、選ぶときに迷ってしまいますよね。
そこで今回は、マダムジュジュシリーズのクリームを徹底比較!
従来品のマダムジュジュと新商品のマダムジュジュ 恋する肌、マダムジュジュE(普通肌用)の成分や効果効能の違いを調べてみました。
目次
従来品のマダムジュジュ、成分や効果効能は?
まずは、1950年に発売されたマダムジュジュから。
こちらは定番で愛され続けているロングセラー商品ですよね。
【容量】 45g
【希望小売価格】 700円(税抜)
マダムジュジュの全成分
水、ステアリン酸、PG、グリセリン、セテアリルアルコール、ソルビトール、ミリスチン酸イソプロピル、変性アルコール、水酸化K、ミリスチン酸、ポリソルベート60、香料、イソプロパノール、ステアリン酸PEG-2、プロピルパラベン、TEA、卵黄エキス
マダムジュジュの効果効能
お肌にうるおいを与える卵黄リポイド(天然補油成分)配合のモイスチャークリーム。
肌あれを防ぎ、ハリとツヤを与えます。
25歳からのクリームです。
マダムジュジュの主成分は、高級脂肪酸であるステアリン酸。
ステアリン酸は中油性クリームの代表的な成分になります。
中油性クリームは油分が少なく、皮膚に塗ると通気性の良い薄い膜になり、水分の蒸発を防いで肌を保湿してくれる効果があるんだとか。
マダムジュジュは皮膚の保護や化粧下地、髭剃り後などにも使用でき、さっぱりとした使い心地ながら皮膚を守ってくれる不思議なクリームなんです。
新商品のマダムジュジュ 恋する肌、成分や効果効能は?
つぎは、新しく発売されたマダムジュジュ 恋する肌について。
従来品のマダムジュジュに新しい香り(幸せをはこぶエンジェルブーケの香り)が加わりました。
【容量】 45g
【希望小売価格】 700円(税抜)
マダムジュジュ 恋する肌の全成分
水、ステアリン酸、PG、グリセリン、セテアリルアルコール、ソルビトール、ミリスチン酸イソプロピル、変性アルコール、水酸化K、卵黄エキス、ミリスチン酸、ポリソルベート60、イソプロパノール、ステアリン酸PEG-2、TEA、BHT、トコフェロール、プロピルパラベン、香料
マダムジュジュ 恋する肌の商品特徴
世代を越えたロングセラーマダムジュジュから心地よい「エンジェルブーケの香り」。
クリームだけのマダムパック「これだけ塗り」でしっとりツルツルに。
マダムジュジュ 恋する肌は、その成分を見ると基本的には従来品のマダムジュジュとほとんど変わらないクリームだと言えます。
主成分はマダムジュジュと同じくステアリン酸で、マダムジュジュの売りとも言える卵黄エキスから抽出された天然補油成分、リポイドが配合されているのも全く同じです。
マダムジュジュ 恋する肌が従来品のマダムジュジュと違う点はというと、BHTとトコフェノールが含まれている点です。
BHTとはジブチルヒドロキシトルエンのことで、ワセリンの酸化防止剤として使われる添加物のようですね。
それから、トコフェノールとはビタミンEのことで、これも抗酸化作用が高い成分として知られています。
つまり、新商品のマダムジュジュ 恋する肌は従来品であるマダムジュジュに抗酸化作用を加えたものなんですね。
マダムジュジュE(普通肌用)、成分や効果効能は?
最後は、1966年に発売されたマダムジュジュE(普通肌用)。
持続性活性ビタミンEを高単位で配合した普通肌用のクリームです。
【容量】 52g
【希望小売価格】 800円(税抜)
マダムジュジュE(普通肌用)の全成分
水、パルミチン酸セチル、ミネラルオイル、セテアリルアルコール、PG、グリセリン、スクワラン、ワセリン、ミリスチン酸イソプロピル、ステアリン酸、トリステアリン酸ソルビタン、パラフィン、香料、変性アルコール、メチルパラベン、水酸化K、イソプロパノール、ブチルパラベン、プロピルパラベン、卵黄エキス、BHT、酢酸トコフェロール、トコフェロール
マダムジュジュE(普通肌用)の商品特徴
うるおい成分がお肌をしっかり保護し、すこやかに保ちます。
マダムジュジュEの全成分を見ると、従来品のマダムジュジュや新商品のマダムジュジュ 恋する肌とは全く違うクリームのようですね。
上記の赤字の成分は、マダムジュジュやマダムジュジュ 恋する肌に含まれていません。
容量が7g多く、定価が100円高いのも違うところですね。
ですが、ステアリン酸や卵黄エキスは同じように配合されているので、保湿クリームとしての特徴はそれほど変わらないようです。
まとめ
マダムジュジュとマダムジュジュ 恋する肌では成分的な違いはほとんどありません。
大きな違いと言えば香りぐらいでしょうか。
それから、マダムジュジュE(普通肌用)はビタミンE(抗酸化成分)配合のクリームで、マダムジュジュやマダムジュジュ 恋する肌とは全く別ラインのクリームであることも分かりました。
“これだけ塗り”や“マダムパック”には、マダムジュジュEではなく、マダムジュジュかマダムジュジュ 恋する肌がおすすめされているようです。
どちらにしてもリーズナブルな価格とロングセラー商品であることには変わりないので、お好みで選んでみてもいいかもしれませんね。
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