赤ちゃんを迎える準備、いわゆる出産準備ですが、たくさんある準備の中でも見落としがちな出産準備が「水通し」かもしれませんね。新生児用の肌着やベビー服を一通りそろえてしまうと、それだけで準備が完了したような気分になってしまいますが、赤ちゃんにとって大切な作業である水通しを忘れてはいけません。
水通しとは簡単に言うと、赤ちゃんの肌に直接触れる肌着やベビー服、赤ちゃん用品を一度洗濯して、余計な糊や化学物質、ホコリなどを落とす作業を指します。
赤ちゃんに快適に過ごしてもらうためにも大事な水通しですが、いつからいつまでに行うのがベストなのでしょうか?この記事では、水通しをやるべきタイミングや目安となる時期について解説します。
目次
水通しはいつからいつまでにやるべき?
出産準備の水通しはいつからいつまでにやるべきか、その時期やタイミングに悩んでいるプレママも多いのでは?水通しをする時期があまりに早すぎると、保管状況によってはまたホコリがついてしまったり、家具などのホルムアルデヒドがベビー服に移ってしまったりするかもしれませんよね。反対に水通しをするタイミングが遅すぎると、万が一、出産が早まった場合に間に合わなくなってしまったり、足りないものが出てきた場合に準備がギリギリになってしまったりすることもあるでしょう。
では、一体いつからいつまでに水通しを行うべきかというと、実際のところ明確な決まりはありません。ですが、早すぎず遅すぎずという点から考えて最適なのは、妊娠後期に入ってから正産期に入るまでの期間と言えます。では、水通しを行うタイミングや目安となる時期について、さらに詳しくみていきましょう。
水通しを行うタイミングや目安となる時期は?
水通しを行うタイミングとして最適なのは、妊娠後期に入る妊娠8か月(28週〜31週)から正産期に入る妊娠9か月(32週〜35週)の間です。肌着やベビー服をはじめ、赤ちゃん用品がそろってからまとめて水通しをしたいというプレママの場合、妊娠後期に入ってからが該当する時期になります。また、一段とお腹が大きくなって重くなってくる前に水通しという作業を終わらせておくことを考えると、遅くても臨月前までにというタイミングになるでしょう。
出産予定日ギリギリになってしまうと、動くのもより一層大変になりますし、もしかしたら水通しを行う前に陣痛が始まってしまうことだって考えられます。そうなってしまうと出産準備が未完了のまま出産に向かうことになり、精神的に落ち着かなくなるだけでなく、夫や他の家族に水通しの作業をお願いすることになるかもしれません。「世界一幸せな洗濯」とも言われる出産準備の水通しですから、赤ちゃんをお腹で育んでいるプレママ本人がゆったりした気持ちで行いたいですよね。
以上を踏まえたうえで、水通しを行うのに最適なタイミングや時期は、妊娠後期の臨月前までということになりますが、その期間の中でも天候が良い日を選ぶのがおすすめです。
具体的には以下の天候が水通しを行うのにおすすめだと言えます。
- よく晴れている日
- 風が強くない日
反対に水通しを行うのを避けるべき天候は以下になります。
- 曇りや雨の日
- 風が強い日
- 花粉やPM2.5が多い日
妊娠の時期的にこれらの天候を避けることができない場合もあるでしょうから、その場合は外干しではなく部屋干しで対応するなど、工夫しながら水通し作業を進めていきましょう。
水通しは体調や天候をみて余裕のある時期に行おう!
出産準備の水通しは、「世界一幸せな洗濯」と言われる一方で、お腹が大きく重いプレママにとっては大変な作業のひとつです。くれぐれも無理はしないように体調をみながら、また天候が良い日を選んで余裕をもって行うようにしてください。赤ちゃんに会える日まであとわずか。干し終わった可愛らしいベビー服を眺めながら、赤ちゃんとの生活を思い浮かべてみては?来たるべき出産の日をゆったりした気持ちで迎えられたらいいですね。
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