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出産入院バッグ中身公開!コロナ禍の出産入院準備あって良かったもの一覧

子ども
この記事は約16分で読めます。

(この記事は2022年2月8日に公開したものです)

一旦は収束に向かうかと思われた新型コロナウイルス感染症も、最近の状況を見るとまだまだ続くのではないかと思われる今日この頃…。
2021年4月、コロナ禍真っ只中に第3子の出産を迎えたわたしですが、妊娠中はもちろん、出産入院時も言いようのない不安を覚えていたことを思い出します。

妊娠中や出産入院時は赤ちゃんのことと自分の体のことでただでさえ心配なことが多いのに、それに加えてコロナ禍という状況。
出産後にお見舞いや面会ができないことはまだいいとして、夫など家族が立ち会って出産する立ち会い出産ができないこと、出産入院時に付き添いが病院内に入れないことなど、これから出産に挑もうとする妊婦にとっては寂しい、悲しい状況になってしまっていますよね。

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でも!そんな状況のなかでもお腹の赤ちゃんはママに会うために着々と準備を進めています。
コロナ禍という大変な状況のなかでの出産ですが、「もうすぐ可愛い赤ちゃんに会える!」と思うと不思議と力が湧いてくるのではないでしょうか。

妊娠後期に入ると出産入院準備も本格的にどんどん進めていかなければなりません。『たまごクラブ』や『Pre-mo(プレモ)』などの妊婦向け雑誌にも出産入院準備に必要なものが特集されていますが、この記事ではわたしが実際にコロナ禍で出産入院したときの経験を踏まえて、あって良かった出産入院準備リストを紹介します!

心配や不安が先に立ち、あれもこれもと用意したくなってしまいますが、自分一人で出産入院〜退院までしなければならない状況も考えて、必要最低限の持ち物をバッグに詰めるのがおすすめですよ。

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出産入院準備を始める前に

一般的に言われている出産入院時に必要な持ち物をひとまとめにしてみると、想像以上に大荷物になります。
通常の出産入院期間は約1週間程度ですが、自分のものだけでなく赤ちゃんのものも準備しなければならないので、結構な量になるんですよね。

出産時に使うものは病院で用意してくれることがほとんどなので、まずは出産入院前に必要な持ち物を病院に聞いてみましょう。

大抵の病院では出産入院準備に必要な持ち物をリストにして手渡してくれるはず。
このリストを見ながら、足りないものやあったほうがいいものをプラスしていくという順番で準備を進めていくのが効率的です。

今は雑誌やネットなどを見て出産入院準備をする人も多いかと思いますが、病院から出産入院準備リストをもらう前に用意してしまうと、被って購入することになってしまうかもしれないので注意が必要です。
「お産セット」といって、お産パッドや丁字帯、清浄綿などがひとまとめになっている出産入院準備セットが購入できる病院もあるので、自分で用意する前に必ず病院に聞いてから準備を進めるようにしてくださいね。

また、お見舞いや面会はできないけれど荷物の差し入れはOKという病院がほとんどだと思うので、退院時の赤ちゃんの服やママの服など、すぐに必要でないものは後から家族に持ってきてもらうよう計画的に準備していきましょう。

出産入院時に必要な持ち物はとにかく大荷物になりがちなので、コロナ禍の今はなおさら必要最低限の荷物に絞って準備するのがおすすめです。

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コロナ禍の出産入院準備は必要最低限でいい理由

では、なぜコロナ禍では出産入院時の持ち物が必要最低限でいいのか、今回コロナ禍で第3子を出産した経験からその理由をお話ししていきますね。

出産入院時に付き添いが病院内に入れないから

一般的に出産入院するタイミングは陣痛の間隔が10分おき(経産婦の場合は10〜15分間隔)になったらと言われているので、病院に到着する頃には結構ハッキリとした痛みを感じている頃です。
陣痛の強さはそれほど強くないものの、それでも歩いたり動いたりするときは陣痛と陣痛の合間に行うようになってくるでしょう。

そんななかで出産入院のために荷物を持って病院に向かう…想像するだけで大変ですよね。
できれば荷物はすべて夫や家族などにお任せして、病室まで一緒に移動してもらい、辛い陣痛中はずっと付き添ってもらいたいと思うのではないでしょうか。

ですが、今はコロナ禍真っ只中。
出産入院時、付き添いは病院内に入れないというコロナ対策をとっている病院がほとんどです。
そのため、夫や家族に病院まで車で送ってもらったとしても、病院の入り口から受付までは自分で荷物を持って移動しなければなりません。

そう考えると、出産入院時の持ち物は必要最低限にしたほうが負担が少なくていいと思います。

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出産後にお見舞いや面会ができないから

出産入院時、陣痛で苦しんでいるときに夫や家族からのサポートがあったほうがいいという人や、立ち会い出産を希望している人は結構多いと思いますが、出産後にお見舞いや面会に来てもらいたいかどうかは意見が真っ二つに分かれる場合が多いものです。

「可愛い赤ちゃんを早く見せたい!」と思う反面、出産直後で疲労困憊している状況のなか、さらに新生児の昼夜問わずのエンドレスお世話のなかでは、お見舞いや面会が思いも寄らない負担になる可能性も。
夫や自分の両親などと会うならまだしも、義両親や親戚、知人などが訪れる場合は出産直後であってもそれなりに気を使います。

「バッチリメイクはおかしいかな?」と思いながらもすっぴんでは心もとないので「眉毛だけは描いておこうかな」と思ったり、「普段使いのパジャマじゃ恥ずかしいな…」ということで新しいパジャマを新調したり…。
お見舞いや面会に来てくれた人のためにお茶やジュースなどの飲み物を準備しておくことを考えてしまう人もいるかもしれませんね。

ですが、このコロナ禍では出産後にお見舞いや面会ができないため、このような気遣いが全く必要ありません。
人に会うときはメイク必須という人も最低限のメイク道具しか準備しなくてよくなるかもしれませんし、わざわざ出産入院用にパジャマを購入しなくても着古したパジャマで間に合わせることができるかもしれません。

来客用に飲み物やお菓子などを考える必要もなくなり、赤ちゃんのこと自分のことだけに集中することができます。
その分、出産入院時に余計な荷物がなくなり、余計な出費も抑えることができるのです。
これはコロナ禍の出産入院における数少ないメリットのひとつではないでしょうか。

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退院時にお迎えが病院内に入れないから

出産入院時同様、もちろん退院時にも夫や家族は病院内に入れないということがほとんどです。
そのため、自分一人で荷物をバッグに詰めて持ち運ばなければなりません。

出産入院時と違うのは、荷物のほかに赤ちゃんや赤ちゃんのお世話用品が増えるということ。

病院内の移動には「コット」と呼ばれる新生児用のベッドを使いますが、コットはとても小さいのでその下に置ける荷物は限られます。
自分が持ってきた荷物のほかに赤ちゃんのおむつ、それから病院によっては出産お祝い品をくれる場合があるので、それらをすべてコットの下に乗せられるかどうか…というところです。

もちろん荷物は手持ちでも大丈夫なのですが、会計時に置き場に困ったり、待っているときに赤ちゃんの授乳やおむつ替えが必要になるとこれまた邪魔になったりします。

病室から病院の出口までというわずかな距離ではありますが、お迎えの夫や家族に赤ちゃんや荷物を預けるまで、荷物はできるだけ少ないほうが動きやすく楽なので、出産入院時の持ち物は必要最低限にしておくのがベターです。

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コロナ禍の出産入院準備、なくても良かった出産入院準備リスト

コロナ禍では出産入院時の持ち物を必要最低限にしたほうがいいとお伝えしていますが、とは言えコロナ禍だからこそ必要なものもあったりするのでもどかしいところです。
今や生活必需品となったマスクもコロナ禍前には出産入院準備リストになかった持ち物ですよね。

無菌状態で産まれてくる赤ちゃんの衛生面も気になりますし、コロナが流行する前の出産入院と比べると不安や心配事は格段に多くなります。

実際、わたしの場合もコロナ禍前の第1子・第2子出産入院と比べると、コロナ禍真っ只中に出産を迎えた第3子のときは初めての立ち会いなし出産ということでとにかく不安が大きく、出産入院準備もあれこれ考えて用意しすぎてしまいました。

ですが、本当に必要なものはそれほど多くはなく、なかでも陣痛時に使うものをまとめておいたバッグの中には全く使わずに終わってしまった持ち物もあったのです。

そこでまずは、出産入院準備としてバッグに詰めて持っていったものの、結果としてなくても良かった出産入院準備リストからお伝えします。
ただし、あくまでもわたしが出産入院した病院での話であって、わたし個人の体験談になるので、参考程度に見てみてくださいね。

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アルコール消毒液や消毒用のウェットティッシュ

コロナ禍の出産入院ということで「これは絶対に外せない!」と真っ先に準備したのがジェル状のアルコール消毒液と消毒用のウェットティッシュです。
ですが、そこは病院、当然のようにアルコール消毒液が至る所に置かれてありました。

出産入院準備の持ち物として自分で用意していったものは全く使わなかったので、ただ単に荷物になっただけでした。

ペットボトル(1本で十分だった)

わたしが陣痛時の水分補給として用意していったペットボトルは2本。
ノンカフェインのお茶とイオン飲料だったのですが、結局陣痛中に飲めたのはイオン飲料だけでした。

真夜中の陣痛で、しかも第2子の出産と同じ微弱陣痛。
10分おきくらいの陣痛が3時間ほど続き、その間はそれほど痛みも強くなかったので迫りくる本陣痛のために寝ながら体を休めていました。

陣痛が強くなり始めてからは経産婦らしく痛みがどんどん強くなり、もう飲み物を飲んでいる余裕すらなく…。

わたしはこれまでの出産でほとんど汗をかいたことがなかったのであまり喉も乾かず、さらにトイレにも行きたくなかったのでペットボトルは1本で十分でした。

入院中は食事の度に温かい麦茶が出て、お湯も部屋にあるケトルで沸かせばすぐに出来上がります。
また、フロアには自動販売機があるので、入院中の飲み物はそれで事足りました。

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カロリーメイトなど固形の食べ物

長丁場になることが多い出産。
栄養補給のために食べ物を用意していく人も多いと思います。
出産は体力勝負になるのでエネルギーをしっかり蓄えておかなければなりません。

わたしもそう考えて第1子や第2子の出産時と同じように栄養食品をいくつか準備していきました。
ウィダーインゼリーなどのゼリー飲料とカロリーメイトなど固形の食べ物です。

ですが、陣痛中に口にできたのはかろうじてゼリー飲料だけ。
ゼリー飲料は飲みやすく口にしやすいというのはもちろんですが、「自分一人でも飲みやすかった」というのが一番の理由になります。

カロリーメイトなど固形の食べ物の場合、箱や袋を開けてパッケージから出すという工程があるので、陣痛で苦しんでいる最中にはそのひと手間がとても億劫に感じられるのです。

付き添いがいたコロナ禍前の出産では、夫がすぐに食べられる状態にして手元まで運んでくれたのでわたしは口に持っていくだけで簡単に食べることができました。
ですが、第3子の出産はコロナ禍の出産で陣痛中の付き添いはなし。
ときどき看護師さんや助産師さんや様子を見に来てくれますが、ずっと付きっきりではいてくれません。

そんな状況のなかで「あれが食べたい」「これが食べたい」とはなかなか言いづらいもの。
結果として、蓋を開けるだけで簡単に飲めるゼリー飲料に軍配が上がったというわけです。

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扇子やうちわ

4月の下旬出産で日によっては汗ばむ陽気になる日も出てきたので、陣痛中に体が熱くなったときにクールダウンしようと扇子も出産入院準備の持ち物としてバッグに詰めていきました。

ですが、これも自分であおぐ余裕や気力がないうえ、コロナ禍で付き添いがいない理由から結局使わずじまい。
大した荷物にはなりませんが、なくても良かった出産入院準備リストに入るでしょう。

ホッカイロ

わたしは腰痛持ちで、陣痛で腰が痛くなるタイプだったので、その痛みを少しでも緩和するため腰回りを温めようと、貼るタイプのホッカイロをいくつか持っていきました。
ですが、これも上記と同じような理由で使用せずに終わりました。

一時は看護師さんか助産師さんに貼ってもらおうかとも思ったのですが、その頃にはだいぶ陣痛も強まってきていたので、ナースコールを押してホッカイロの場所を教えて腰に貼ってもらう…という流れすら面倒に感じられたのです。
これは陣痛が強まる前に貼ってもらっていれば良かったな〜と思っています。

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コロナ禍の出産入院準備、あって良かった出産入院準備リスト

さて、ここからはあって良かった出産入院準備リストを紹介します。

コロナ禍に限らず、3人の子どもたちを出産した経験から、わたしがあって良かったと感じた持ち物をピックアップしてみたので、これから出産入院準備を始めようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。

マスク(コロナ禍でなくても)

このご時世、マスクはあって良かったというよりもなくてはならないものとなっていますが、たとえコロナ禍の出産入院でなくてもマスクがあったほうがいいと思ったのが第3子の出産入院時です。

第1子と第2子のときは出産入院準備の持ち物としてマスクがリストに挙がってくることがなかったので分かりませんでしたが、今思うとマスクがあったほうがもっと出産に集中することができたんじゃないかと感じます。

第3子のときはコロナ禍真っ只中だったので「マスク=必須アイテム」となっていて、マスクをかけた状態で出産しました。
表情を気にせず思いっきりいきむことができましたし、とにかく周りの視線をシャットアウトしてくれるので入院中も余計な気を使わずに済みます。

普段はノーメイクでいることに抵抗があるタイプなのですが、マスクをかけることでその抵抗感もかなり和らぎました。

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授乳クッション

初めての出産など授乳に慣れないうちは特に重宝する授乳クッションも、あって良かった出産入院準備リストのうちのひとつです。

授乳クッションはかなり大きいものなので荷物にはなりますが、これがあるのとないのとでは断然授乳のしやすさが違ってくるので腰痛持ちのわたしにとっては大事なアイテムでした。

とは言え、出産入院時に持っていくには無理があったので、出産後に病院まで夫に持ってきてもらうように伝えていました。

ヘアクリップ・ヘアバンド

髪が長い人は当然ヘアゴムやシュシュなどを出産入院準備の持ち物に入れていると思いますが、後ろ髪だけでなく前髪がそれなりに長い人もヘアクリップやヘアバンドを持っていくことをおすすめします。
なぜなら、授乳というのは慣れないうちは想像以上にストレスの塊だからです。

赤ちゃんをおっぱいに上手く吸い付かせるように奮闘している間、どうしてもママの顔は下向きになるので、前髪が長いとハラハラと落ちてきたり目にかかったり、場合によっては赤ちゃんの顔にかかってしまうことも。

そうなると髪の毛を何度も払いのけなければならず、そのプチストレスが次第に大きくなってイライラしてくるのです。
授乳に集中するためにも、前髪を留めるためのヘアクリップやヘアバンドがあるととても助かりますよ。

また、入院中の洗顔時にも役立つので、ひとつ準備しておくと便利です。

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アイマスク

昼夜を問わずエンドレスで続く赤ちゃんのお世話。
新生児はほとんどの時間を寝て過ごすと言われてはいますが、それにも個人差があるのでなかなか寝てくれず何をしても泣きっぱなしの赤ちゃんもいます。

初めての赤ちゃんだとママも神経質になって心休まる時間がなかなかとれませんが、育児を楽しく行っていくためには何よりもママの体力回復、精神の安定が大事です。
赤ちゃんが寝ているときは朝でも昼でもまず一緒に寝てしまいましょう。

明るいと眠れないという人はアイマスクがあると便利。
もし眠れなかったとしても、アイマスクをして横になっているだけで目が休まり疲れがとれますよ。

耳栓

個室を選んだ場合はそれほど気にならないかもしれませんが、病室が大部屋だと気になるのがほかの赤ちゃんの泣き声。
出産直後は神経が過敏になっているので、ほかのママが立てるわずかな物音も気になってしまうかもしれませんね。

そんなときに周りの音をシャットアウトしてくれるのが耳栓です。
わたしは個室でしたが、同じフロアにずっと泣いている赤ちゃんがいたので耳栓はとても重宝しました。

不思議と自分の赤ちゃんの泣き声は「ふぇっ…」というだけでも聞こえたので問題ありませんでしたよ。

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イヤホン

赤ちゃんが寝ているときはママも寝てしまうのが育児の鉄則ですが、とは言え健全な精神のためには娯楽などの楽しみも必要ですよね。
ストレス発散のためにも、スマホやタブレットで映画やドラマを観たり、動画を観たりする時間が少しくらいあってもいいと思います。

ですが、音が出るものを操作するときは周囲への気遣いが必要。
そんなときに必要なのがイヤホンです。
個室であっても赤ちゃんが寝ているときにはイヤホンがあると安心ですね。

着圧ソックス

妊娠中からむくみが気になっていた人も多いと思いますが、出産後はそのむくみがさらに顕著になることも。
実際わたしも第1子出産後の入院中は足の指先から甲の部分がパンパンにむくんでゾウのような足になってしまっていたので、むくみをとるための漢方薬を処方してもらったり、足をもんでマッサージしたりしていました。

第2子と第3子のときはその経験を踏まえて着圧ソックスを持っていき、入院中はできるだけ履くようにしていたら、むくみもそれほどひどくならずに済みました。
靴下を持っていく代わりに着圧ソックスを持っていけば、持ち物もそれほど多くなることはないと思いますよ。

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保温ボトル(水筒)

病院にはミルクの調乳用に電気ケトルが備え付けてある場合がありますが、保温用のポットは置いていないことも。
そのような場合、沸かしたお湯を保温しておけないので、赤ちゃんが泣いてミルクを作るときにいちいちお湯を沸かして調乳しなければなりません。

そうなると、ミルクができるまで赤ちゃんはずっと泣きっぱなし…。
初めての出産などで赤ちゃんを泣かせておくことに慣れていない人は、ギャンギャン泣く赤ちゃんの様子に焦ってしまうはずです。

そんなときに保温ボトル(水筒)があれば沸かしたお湯を一定の温度以上に保っておくことができるため、ミルク作りがだいぶスムーズになります。
空いている哺乳瓶に湯冷ましも用意しておくとさらに便利ですよ。

ティーパック